花と緑のぐんまづくり2016 みどり市で「ふるさとキラキラフェスティバル」開催中
みどり市では、4月15日(金)~5月15日(日)まで「花と緑のぐんまづくり 2016 in みどり ふるさとキラキラフェスティバル」が開かれています。
タイトルはやたらと長いですが、要は街中をお花でいっぱいにしようというイベントです。
平成20年に、第25回全国都市緑化ぐんまフェアとしてはじまり、毎年県内でリレー形式で開催されています。
今年は、メーン会場に「ながめ公園」「大間々町市街地」。
サテライト会場に「岩宿の里」「富弘美術館」。
ふれあい処として「小平の里」「浅原体験村」「鹿田山」「ひな牡丹園」で開かれています。
このパンフレットやスタンプラリー用紙は、みどり市のイベント会場などで配られています。どこへ行っても手渡されましたが、内容が詰め込み過ぎで見づらいかな?なんて気もしました。
イベントはGWに集中していますが、新緑の時期のお出かけにも良いですね。
キラキラフェスに合わせて、5月1日「ながめ余興場」でキモノジャックが開催されたので出かけてきました。
ながめ余興場は、ながめ公園の一角にあります。昭和12年に建てられた木造2階建ての劇場です。
毎年10月下旬から11月には関東菊花大会が開かれ、人気となっています。
ながめ余興場
見学時間:9:00~16:00(最終入園は15:30)
※余興場で催し物があるときは見学ができませんので、事前にお問い合わせください。
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
見学料:一般300円、小・中学生200円、小学生未満無料
施設内容
観客収容人数 650人(1、2階席)
廻り舞台(直径 約6.3m)付き舞台、花道
楽屋(座長楽屋1箇所、楽屋4箇所、大部屋楽屋1箇所)
見取図
ながめ余興場。行ったことがなかったので、楽しみでした。
レトロな雰囲気の館内には、舞台から伸びる花道やお客さんが座る淺敷席、2階席もあります。
この雰囲気、たまらなく魅力的です。もうファンになりそう。落語もやっているようなので、(チケットが取れたら)見に行きたいです。
中に入ってみると、その日の最終演目、吹奏楽団が演奏している最中でした。「夏まつり」など懐かしい曲が聴けて満足。
公園内からの眺めは、高津戸橋の赤が新緑の緑に映えてとてもきれいです。
園内はどこを歩いてもお花が咲いていて、とても気持ちが良かったです。
菊人形「花咲かじいさん」。愛嬌たっぷりです。
くまどり花壇は色とりどりのペニュニア。
ネモフィラもありました。
キモノでジャックだー!
今回も皆さんとても素敵でした。勉強になります。
ジャックの後は、岩宿の里へ。
岩宿博物館
アクセス:北関東自動車道太田I.C.から約25分
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日と重なる場合は翌日)および12月28日~1月4日
料金:一般300円、高校生200円、小・中学生50円
無料開館日:5月18日(国際博物館の日)、10月28日(群馬県民の日)
原人花壇を発見。色とりどりのペチュニアです。これは人間になっていく過程が花で表現されていたのですね。後で気付きました。
ぐんまちゃんのふわふわドームがありましたが、16時までだったので丁度空気が抜かれている所です。首がなくなっていきます(笑)
この日はとても暑かったので、水に入って遊んでいる子がいました。いいなあ、一緒に入りたいです。
着物が汗だくだったので、これからの時期はもう少し涼しく着られる工夫をしたいです。
鹿の川沼では釣り人がたくさんいました。何が釣れるのかな??
次は「ひな牡丹園」へ。
ひな牡丹園
会園時間:9:00~17:00
入場料:無料
車で向かっている途中に、のぼりを見つけて入りました。3年前から庭を開放し、現在では約100種3500株が植えられているそうです。
養蚕を行っていた古民家と牡丹のショットが楽しめます。
見頃は4月の第4土・日曜日頃。行ったのがちょっと遅かったのですが、まだまだ楽しめましたよ。
古民家の中にも入れます。
出迎え見送りをしてくださいました。見頃を過ぎていたので、「ごめんなさいね、また来年お待ちしています」との言葉をもらいました。とっても親切です。
その他大慶寺の牡丹園はこちら。
お花がいっぱいの町は散策するのも楽しいですね。
最後に、れすとらんあすかに寄って「白雪姫」を食べてきました。
れすとらんあすか
この白雪姫は、冷たいトマトのデザートです。
かき氷にもトマトのシロップがかけてあり、とっても甘いです。中には皮をむいたトマトが丸ごと一個。かき氷と一緒に食べるととても合います。暑い中歩いたから、体に染みわたるなあ。また食べたくなる味ですね。
昔一度食べさせてもらった事があって、近くを通ったらまた寄りたいなあと思っていました。一個600円と、良いお値段ですがボリュームがあるので満足です。
懐石料理や定食も上品でお値段も結構しますが、美味しいです。
昔もしもツアーズが来たみたいですよ。店内に写真が貼ってありました。
花いっぱいのみどり市散策でしたが、まだまだ見所がたくさんありそうです。
大慶寺「ふれあいぼたん園」の藤と牡丹
今年は花の見頃が全体的に早いですね。
自分は4月末に体調を崩してしまったのですが、元気になったと思ったらすでに牡丹は見頃を過ぎてしまっていました。
それでも牡丹が見たいんだ!ということで、5月1日に太田市にある「大慶寺」へ行ってきました。
ぼたん寺として人気の「大慶寺」では、4月下旬~5月初旬に「ボタン祭」が開かれています。
大慶寺
アクセス:北関東自動車道太田藪塚I.C.より約10分
駐車場:約80台・無料
料金:300円(HPでは200円となっていましたが、300円でした)
例年の見頃は4月の第4土・日が一番良いみたいです。
見に行ったのが1週間遅かったので、見頃のピークは過ぎてしまっていました。でも、まだまだ牡丹は大きな花を咲かせていました。
そういえば、道の駅こもちで「八重桜祭り」が行われた時も牡丹が綺麗でした。
黄色い牡丹を初めて目にしたので吃驚したのを覚えています。
園内では、150種3500株の牡丹が花を咲かせます。
「ふれあいぼたん園」で見られる牡丹を並べてみました。
名前は難しくて分からなかったのですが、きちんとプレートが立っていましたよ。
シックな色も格好良いです。
牡丹は花が大きく堂々と咲いているので見応えがありますね。
一番のお気に入りは、大きくて真っ赤な牡丹です。
何と言っても香りが良いです。全く香りのしない花もありますが、この花からはくらくらするような芳香がします。
見かけたら是非かいでみてください。
大慶寺では、牡丹が咲く時期に藤の花も楽しめます。
大きな藤棚が2つと、弘法大師さまの像の前にも小さな藤が植えてありました。
藤はちょうど見頃です。
辺り一面とても良い香り。藤って本当に香りが強いですね。見る前から満開だな!と気付きます。
藤色(薄い紫)と淡いピンクの藤です。
ピンクの藤はあまり見ないので、日に透かすと色が透き通ってとても綺麗でした。
藤の周りには蜂がたくさん飛んでいますが、何もしなければ基本的に刺されることはありません。
羽音が大きいのは熊蜂ですが、とても大人しいです。丸っこくてもこもこしている姿が愛らしいので、見つけるとカメラを構えてしまいます。
その度に撮るの難しいなあと痛感しているのですが(笑)今回も上手く撮れませんでした。
園内では、他にも竹林やシャガが見られました。
春には桜もきれいみたいです。
今回はピークを過ぎていたので、色とりどりの牡丹が満開に咲いている光景は見られませんでした。
なので、また来年も見に行きたいです。
「白井宿八重ざくら祭り」 in 2016
4月24日に渋川市白井宿で行われた
「第15回白井宿八重ざくら祭り」を見に行ってきました。
開催時間:9:00~15:00(武者行列は10:30~正午)
住所:白井宿通り約950メートル区間(渋川市白井地内)
白井宿沿いの八重桜が見頃になる4月下旬に、白井城下の街道のまちとして栄えた白井宿で、戦国武将などの衣装を身にまとった武者行列が行われるほか、農産物・特産品を販売する六斎市、「彌酔(やよい)の句会」と呼ばれる俳句大会が行なわれます。 渋川市観光情報サイトHPより引用
メインイベントの武者行列には、参加することもできるみたいですよ。
群馬県渋川市/白井宿八重ざくら祭り « お祭り情報館|お祭り、大好き!
2014年度の動画です。晴天に八重桜が映えますね。
「道の駅こもち」の裏から続く白井宿では、4月下旬~5月上旬に100本以上の八重桜が大きな花を咲かせます。満開となる4月最終日曜日には、毎年「白井宿八重ざくら祭り」が開かれています。
白井宿には、820mの白井堰とその両側にあるつるべ井戸や石造物など、昔ながらの街並みが残っています。 元々は城下町であり宿場町ではないようですが「白井宿」と呼ばれているそうです。
メインイベントの武者行列
白井城の城主であった長尾景仲に扮した男性が馬に乗って先頭に立っていました。この日の馬は機嫌が悪かったのか、ずっと従者の方の手をむしゃむしゃ噛んでいました(笑)
カッコいい。
甲冑など戦国武将の衣装を身に付けた115人が街並みを練り歩いたそうです。
古民家では琴の演奏会が開かれていました。とても良い音です。弾き方とか全くわからないので、一度習ってみたいですね。「さくらさくら」とか、耳になじんだ曲を演奏していましたよ。
この家の前では、無料のお茶席が開かれていました。
お抹茶大好き。ごちそうさまでした。
白井堰の上がところどころお座敷になっていて、お花見を楽しむ人たちの笑い声が聞こえてきました。日の高いうちから飲むビールは美味しそう。ちなみに自分は下戸なので飲めません(笑)
山車の巡行。粋ですね。
屋台が出ていて、古着や焼きまんじゅう、おでん、わかめ等が販売されていました。
わかめ?うん、わかめでした。
見事に真ん丸な八重桜。関山(かんざん)です。一葉(いちよう)と関山が多かったですが、鬱金(うこん)や御衣黄(ぎょいこう)も数本ありました。
白井城祉にも行ってみました。
ほとんど歩かなかったです。近い。
うん、見事になにもありません。見晴らしは良いので散歩するには良いかもです。数台車が入ってきましたが、そのままスルーして戻ってしました。
枝垂桜に触れると花びらがはらはらと落ちていきました。桜の時期も、もう終わりですね。ちょっと寂しいけれど季節の移ろいを感じます。
最後は道の駅こもちへ。足湯がありました!もちろん入りましたよ。
足のむくみが取れてだるさがなくなります。心地よい。この足湯は源泉を使っているようで少し熱めでした。
道の駅こもちから徒歩3分の所には日帰り温泉施設「白井温泉こもちの湯」があります。こちらは源泉かけ流し。
料金:大人:1時間250円、3時間400円
小人(小学生)・高齢者並びに障害者:1時間150円、3時間300円
出典:地熱愛好会さんブログより
桜の中では八重桜が一番好きです。もこもこして可愛い。
そんな八重桜を巡った記事はこちら。
白井宿を歩いている途中、畑の脇に大きな牡丹が咲いているのを見付けました。立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花。香りも上品でうっとりしてしまいました。
太田市には牡丹寺として知られるお寺「大慶寺」があります。今度行ってみたいです。
慈光寺の里さくらコレクション~ときがわ町~
八重桜が見頃を迎え、桜の時期もそろそろ終わりに近づいてきましたね。
この時期は新緑の木々と桜を一緒に堪能できるので、すごく贅沢な気分です。
今年は川津桜からはじまり、ソメイヨシノ、八重桜とあちこち桜のはしごをしました。桜って種類がたくさんあるのですね。全く知りませんでした。
日本の山野にはヤマザクラなど約10種類を基本にして、変品種をあわせると100種類ほどのサクラが野生しており、また、これらから生まれた200~300の園芸品種が知られている。 コトバンクより引用
ふむふむ、なるほど。
ということで、4月22日に埼玉県ときがわ町にある「慈光寺の里さくらコレクション」を見に行ってきました。様々な種類の桜が見られるところです。
JR八高線明覚駅から車で約10分。
「慈光寺入口」から約4㎞に渡る参道に、約55種類の桜が植えられています。ひとつの種類の本数は多くありませんが、いろんな種類の桜を楽しむことができます。
一重咲きは終わり、八重咲きとシャガが見頃でした。
慈光寺入口のバス停近くにインフォメーション施設と小さな駐車場があります。ここに車を停めて、てくてくと歩きます。
トレッキングコースは「慈光寺入口バス停」~「堂平天文台」まで片道7.5㎞なので、ちょっとした散策にも良さそうです。今回行ったのは霊山院までの往復4㎞のショートコースになります。
坂を登る途中にある民家に「慈光寺の里ざくらコレクション地図」が置いてありました。行く途中の明覚駅や役場に行ってみてもよいかも。
桜の種類が書かれた立札は、野外ギャラリー「書の三十人展」になっているようです。(3月25日~5月10日まで)書はわからないのですが、咲き終わった桜ではつまらないのでこれを頼りにしてみました。
なんとなく見かけた順に載せていきたいと思います。
㊸鬱金(うこん)4月中旬~下旬
淡い黄緑のめずらしい桜です。咲き始めは全体的に淡い色ですが、ピークを過ぎると花びらの中央から脈に沿って紅色を帯びてきます。終わりに近づくと全体が紅色になるそうです。
㊺御衣黄(ぎょいこう)も同じ淡い黄緑で、時間の経過とともに色味が紅色に変わります。鬱金と良く似ていますが、この写真ではちょっと緑が濃いような気がしますね。開花初期は黄緑色が強いみたいです。花びらは縮んで反り返っています。
㊺御衣黄(ぎょいこう)4月中旬~下旬
御衣黄【道の駅こもち 白井宿にて 4月24日撮影】
同じ種類とは思えない色合い。
⑪南殿(なでん) 4月上旬~中旬
八重咲きの里桜と丁字桜の雑種で、高砂(たかさご)とも呼ばれています。あまり背丈が大きくならない早咲き桜とのこと。淡いピンク色で、控えめの八重という感じでした。
⑩花笠(はながさ)4月中旬
大輪で塊状に咲き、満開時は花笠がぶら下がっているように見えます。花が下向きに咲いていて、さくらんぼみたいでした。色は白に近い淡い紅色で、わさわさした八重です。
畑の中に咲いていて、上から見下ろす感じだったので近くまで行けませんでした。
⑭一葉(いちよう)4月上旬~中旬
代表的な里桜。葉化したおしべが一本だけ突き出て見えるので「一葉」と名づけられたそうです。
ちょうど満開。道の途中数カ所で見られました。休憩所もあって、満開の八重桜の下でお昼を食べている方もいました。
わさわさと重なって花びらがあるので、デイジーっぽいです。木がすごく大きいので、真下に立つと空を覆っているように感じられます。
びっしりと付いた花の重さで木が折れていました!
この一葉と、⑲普賢象(ふげんぞう)が満開できれいでした。
普賢象(ふげんぞう)4月下旬
普賢象は古くからあって比較的よく見られる八重桜です。咲きはじめは薄紅色で、徐々に白が強くなっていきます。
葉も出たては赤っぽいのが特徴で、これも徐々に緑色になります。
普賢象【道の駅こもち 白井宿にて 4月24日撮影】
こちらは葉は緑色で、花は薄紅色です。
青石板碑群
途中に、鎌倉時代から室町時代にかけて造られた供養塔が立っていました。
梵字が入っています。珍しい。
㉞糸くくり(いとくくり)4月中旬
古くからある品種のようで、花が束になって垂れ下がることから名付けられたとされています。淡い紅色です。
京都鞍馬に咲く桜の総称で、桜の形が雲珠(うず)に似ていることからそう呼ばれます。うんじゅともいう。ウズザクラという品種もあるようなので、どちらかはちょっとわからず。
慈光寺に到着です。
慈光寺は、比企山中にある「坂東三十三霊場第九番札所」として広く知られるお寺です。辺りはとても静かで、境内には穏やかな時間が流れていました。道の脇にはシャガが群生しており、白い可憐な花を咲かせていましたよ。
本堂にいらっしゃったおじいさんがとても話好きで、色々な雑学を聞かせてくださいました。秘仏は千手観音。本堂ではパネルなどで見ることができます。
観音堂
般若心経堂
少し歩くと、霊山院が見えてきます。東国最古の禅寺と言われています。
様々な花が咲いていて、とても華やかです。
水琴窟。桜の花びらが浮いていて、とても風流。 水琴窟 - Wikipedia
一休さんがいましたよ。
桜も咲いていました。
㊶水晶(すいしょう)4月中旬
岩手県盛岡市米内で栽培されている桜で、1920年に「水晶」と名付けられたそうです。白い八重咲きでもふもふしていました。ここまで白い桜も珍しいと思います。かわいいです。
霊山院の駐車場脇から下へ降りて行きます。ここからは下り坂です。
㊹紅時雨(べにしぐれ) 4月下旬
花付きが良い濃い紅色の八重桜です。北海道松前町で作出された品種で、樹形は横に広がらず盃状。花弁がうねっているのが特徴のようです。花が密集して塊のようになっていました。
㊻関山(かんざん)4月下旬
遅咲きの八重桜。八重咲き桜の代表種で、濃い紅色でもこもこしているのを見ると関山かな?と思っています。花弁は多いときは50枚を超えるそうです。虫や病害にも強く、非常に育てやすいので、街路樹や公園にも植えられています。確かによく見かけますね。
51、松月(しょうげつ) 4月下旬
淡い紅色の大輪。咲きはじめは薄紅色で、徐々に白っぽくなります。こちらも関山と同じように街中でよく見られます。関山に比べて薄い色です。
松月【道の駅こもち 白井宿にて 4月24日撮影】
ちなみに、
①染井吉野(そめいよしの)②御車返(みくるまがえし)③河津桜(かわつざくら)④霞桜(かすみざくら)⑤旭山(あさひやま)⑥阿岸小菊桜(あぎしこぎくざくら)⑦鴛鴦桜(おしどりざくら)⑧八重紅大島(やえべにおおしま)⑨白妙(しろたえ)⑫陽光(ようこう)⑬思川桜(おもがわざくら)⑮舞姫(まいひめ)⑰大提灯(おおぢょうちん)⑱鵯桜(ひよどりざくら)㉑須磨浦普賢象(すまのうらふげんぞう)㉘大島桜(おおしまざくら)㉛旗桜(はたざくら)㉜山桜(やまざくら)㉝御室有明(おおむろありあけ)㊳松前早咲(まつまえはやざき)㊵雨宿(あまやどり)㊼朱雀(すざく)㊿江戸彼岸(えどひがん)は既に葉桜でした。載っていないものは見付けられませんでした。(あれ??)
散策してお腹がすいたので、とうふ工房わたなべさんへ。行列の出来るお豆腐屋さんです。豆腐作りにも使用されている湧き水は、汲んで持ち帰ることができます。
豆乳ソフトクリームは醤油をかけて食べるとキャラメルのような味がするとのこと。
自分はブルーベリーぱふぇにしました。豆乳ソフトクリームはやさしい味~。果肉たっぷりブルーベリーと相性抜群で美味しいです。(350円)
ちなみに、おすすめはおからドーナツ!低カロリーなのに甘味がちょうど良くて、いくつでも食べられちゃいます。
5個入りで400円 出典:とうふ工房わたなべさんtwitterより
ときがわの「とうふ工房わたなべ」の豆腐が美味すぎて通ってる。 - さいたまノート
はじめて行ったときがわ町でしたが、とても楽しかったです。
八重桜好きですが、じっくり色んな種類を見ることがなかったので勉強になりました。これからの時期は新緑が気持ちよさそうですね。
春の阿字ヶ浦海水浴場~鯉のぼりが群泳する「竜神大吊橋」
ひたち海浜公園に行った後には、すぐそばにある阿字ヶ浦海水浴場に立ち寄りました。
ひたち海浜公園の記事はこちら。
当たり前ですがまだまだ寒い。でも海風が心地よい。
砂浜を歩くの久しぶりです。夏みたいにからからに熱くなかったですが、気持ちは一足早く夏気分です。以前は着の身着のままざぶんと海に入れましたが、今はさすがに無理です(笑)
水が冷たい!
家族連れが数人いただけの海ですが、波の音を聞きながらしばしぼーっとしていました。落ち着く。こうやって海を眺めている時間がとても好きです。
波が怖くて泳げないので、海へ行くとたいてい砂浜で波音を聞きながら寝そべっています。
だいたいどこへ行っても、皆が泳いでいる時に浜辺で寝てました。
次はどこへ行こうかな?と迷ったのですが、鯉のぼりまつりが開催中の竜神大吊橋へ行くことにしました。
竜神大吊橋 公式サイト - 茨城県常陸太田市にある長さ本州一の吊橋です
ひたち海浜公園からは車で約1時間半です。
竜神大吊橋
竜神峡は茨城県の奥久慈県立自然公園に位置します。竜神峡にひろがるV字形の美しい渓谷の中を流れる竜神川をせき止めた竜神ダムの上に竜神大吊橋はかけられました。橋の長さは375mあり、歩行者専用の橋としては本州一の長さを誇ります。
ダム湖面よりの高さは100m、橋の上からの眺めは絶景で、四季おりおりのパノラマが広がります。橋の両側にある壁面には山と大地をイメージした絵が描かれており、橋はその大自然の空間を舞い上がる竜を想起させます。 HPより引用
住所:茨城県常陸大田市天下野町2133-6
営業時間:8:30~17:00
渡橋料金:大人310円、小人210円(小・中学生)
竜神峡鯉のぼりまつり
期間:4月中旬~5月中旬
約1,000匹の鯉のぼりが竜神渓谷を群泳。5月5日(子どもの日)には中学生以下無料。
日本一高いバンジージャンプも体験できます。
竜神大吊橋バンジージャンプ!高さ100m日本一! | 観光いばらき(茨城県の観光情報ポータルサイト)
ちなみに、日本一高い歩行者専用の吊橋は大分県にある「九重”夢”大吊橋」。
出典:http://www.jasbc.or.jp/DownLoadPhoto/DownLoadPhoto.php
想像以上のスケール!日本一の吊り橋「九重夢大吊橋」で空中散歩してみたい! - Find Travel
見ているだけでこわい。
夕暮れを泳ぐ鯉のぼりが見られるかな?と意気揚々と向かったのですが、現地に着いてから思い出しました。
実は高所恐怖症なんです。(え!?)
どうして高いところへ?と毎回思うのですが、いつもその場に着いてから「しまった!」と後の祭りなのです。
スカイツリーや東京タワーも上ってから「高くて下が見られない…」と脂汗をかいています(泣)
群馬県上野村に「上野スカイブリッジ」という高さ90m、長さ225mの橋があるのですが、渡れません。過去3回チャレンジしてますが一度も真ん中まで行けてません。
ameblo.jp asamayamaさんのブログより
時間になると真ん中からシャボン玉が舞うのでそれを見に行きたいのですが、どうしてもそこまでたどり着けないのです。途中で動機が激しくなり、足がすくんでその場から動けなくなるのです。ひょええ。
今回もどうしよう?とその場でうろうろ。鯉のぼりが橋の先に集中していたので、渡らないと写真が撮れない。(手前にもありましたが、橋とセットにするのが難しい)
竜神大吊橋は高さ100m、長さ375mなので、橋の幅が少し広めです。2mちょっとくらいでしょうか?(上野スカイブリッジより全然広いです)中央に立つと下の景色は全く見えなくなります。なので行けるかな…?と踏ん張りました。
渡るので精一杯なので、橋の上からの写真はありません(笑)
足元がシースルーになっている箇所が3カ所あったのですが、死ぬかと思いました。
橋幅のど真ん中から動こうとしないので、橋上ですれ違った工事のおじさんに笑われました。
写真を撮っている男性にも会ったのですが、橋の上でも身軽で、シースルー箇所も覗き込んでいたのですごくうらやましかったです。
なんとか渡り終えると、風が吹いて鯉のぼりが泳ぎだしました。
踏ん張って渡ったかいがありました!
ハイキングコースを通れば橋を渡らなくても向こう側へ行けるみたいです。これで行きたい、けど既に時間が間に合わない…。行けたのだから戻れる!
駐車場へ戻った時には胃が痛かった。吐きそうでした。無事戻れて何よりです。
バンジージャンプをやっている「世界の果てまで行ってQ」のメンバー、本当に尊敬しています。
次は鹿島神社やアクアワールド茨城大洗水族館も行ってみたいです。那珂湊おさかな市場による人も多いみたいですが、行きたいところがたくさんあって楽しみです。
ひたち海浜公園の「ネモフィラ」と「チューリップ」
日増しに景色が鮮やかになり、春だなあと感じるこの頃。
ぽかぽかしたお天気に誘われて「国営ひたち海浜公園」へ行ってきました。今年は開花が2週間ほど早く、4月18日にはネモフィラが満開。ちょうど見頃を迎えていました。
GW前に行くのがおすすめのようです。
アクセス:北関東自動車道〜常陸那珂有料道路 ひたち海浜公園ICより約1km
開園時間:3月1日(火)~7月20日(水) 9:30~17:00
4月29日(金・祝)~5月8日(日)は朝7時30分開園
休園日: 毎週月曜日(月曜日が祝日にあたる場合は翌日の火曜日)
※3月26日~5月31日の期間は毎日開園
無料で入れる日:5月5日(木・祝)子どもの日 ※小中学生のみ
入園料:大人410円(15才以上)、シルバー(65才以上)210円、小人80円(小中学生)
駐車場料金:普通車510円、二輪車260円
※西駐車場2,000台・南駐車場2,000台・海浜口駐車場350台の3つの駐車場あり。
西駐車場→チューリップが咲くフラワーガーデンへ。
南駐車場→大観覧車やプレジャーガーデンへ。
海浜口駐車場→ネモフィラが咲くみはらしの丘へ。
I.C.からひたち海浜公園に向かっていると、前方が開けて海が見えました。海なし県に住む自分は一気に目が覚めて、テンションもMAX。
海岸沿いをドライブして公園の周りをぐるりと一周、西駐車場に停めて向かいました。
平日にも関わらず、どの駐車場も車がいっぱいです。GWには渋滞が出来て入れないこともあると聞いていたのでよかった。
西口・翼のゲートから入ります。
たまごの森フラワーガーデンでは、チューリップが見頃でした。
2016年には270品種約26万本のチューリップが見られるそうです。確かに品種が多く、見ごたえがありました。小さな集まりがたくさんあるという感じなので、行き来がしやすかったです。
松林の中にあり、光の当たり方も時間帯により変わるので表情がとても豊か。見たことのないチューリップの色や形に魅入られて、写真を撮るのも忘れてはしゃいでしまいました。
あまりにカメラマンが多かったので、撮った気持ちになっていました(笑)
ふむふむ、なるほど。折角なので、撮った写真を分けてみました。もしかしたら違ってるかも?
一重早咲
八重早咲
フリンジ咲き
ゆり咲き
ビリデフローラ
ムスカリの川。彩り鮮やかです。
チューリップについて。
チューリップとはユリ科の一年草で地中海沿岸から中央アジアに分布する球根植物です。16世紀頃トルコからヨーロッパにもたらされ盛んに品種改良が行われました。日本へは江戸時代に渡来し現在では多くの人たちに愛される花となりました。チューリップという花名の語源はトルコ語の「ツルバン」(ターバンの意)と言われています。ちなみに和名では、鬱金香(うこんこう、うっこんこう)です。
また、チューリップの花言葉は「愛」がテーマとなっています。赤い花は「愛の告白」、白い花は「失恋・思い出の恋」だそうです。
私たちに馴染みのあるチューリップですが1634年~1637年の4年の期間にオランダを中心にヨーロッパの上流階級で異常な人気が出てチューリップの球根は高値で取引されるようになりました。この期間は「チューリップ狂時代」と呼ばれていてチューリップの球根を売買して巨万の富を得たり、倒産したりすることもあったそうです。 ひたち海浜公園HPより。
ピンクはあまり好きではないのですが、淡い色のチューリップを見ているとかわいいなあと思ってしまいました。
途中の古民家では桜が咲いていました。
次はネモフィラが咲く「みはらしの丘」へ。
すごいです!青と青、空とネモフィラの境目がないです!一面の青いジュータンの上を人が歩いています。
写真では見たことあったのですが、実際に見るとやっぱり違いますね。ひとつひとつの花は小さいのに、丘一面に広がって海みたいです。
2品種450万本が植えられているそうです。
小さな蜂のリュックさんが鐘を鳴らしています。かわいい。
丘の上からは本物の海も見えました。絶景かな。
人がたくさんいるので、これだけ広くても誰も映らない写真がなかったです。すごい。
結婚式の前撮りかな?花嫁さんがいました。素敵な一枚になりそうですね。
ネモフィラについて。
ネモフィラとは、秋に種をまき、春に花を咲かせるハゼリソウ科ネモフィラ属の一年草です。よく枝分かれをしてこんもりとした花姿で葉っぱは細長く細かい切れ込みが入り、唐草模様のようなので和名を「瑠璃唐草(るりからくさ)」といいます。英名は「ベイビーブルーアイズ」といいその愛らしい花姿から名付けられたのでしょうか。
属名の「ネモフィラ」はギリシャ語の「ネモス(小森)」と「フィレオ(愛する)」が合わさった言葉。森林の周辺に生息していることから来ています。 ひたち海浜公園のネモフィラは青空のような「インシグニスブルー」と真っ白な「インシグニスホワイト」を植栽しています。(白の品種は一部のみ植栽。) ひたち海浜公園HPより
空撮動画を見つけました。
園内は自転車で回ることが出来ます。
レンタルサイクル料金:大人(15才以上)3時間400円(延長30分ごとに50円)、小人(中学生以下)3時間250円(延長30分ごとに20円)
貸時間:9:30~閉園30分前
- 西口サイクルセンター保有台数:約400台
- 中央サイクルセンター保有台数:約450台
- 海浜口サイクルセンター保有台数:約250台
- 南口サイクルセンター保有台数:約200台※南口サイクルセンターは土・日・祝のみ営業
サイクリング専用コースがあるので、自転車で回るのも楽しそうです。タンデム自転車で仲良く巡っているカップルもいました。サイクリングコースは総延長11㎞とのこと。
園内はとても広いので、自転車はとても便利ですね。サイクリング、してみたかったなあ。これからの時期は風が気持ちよさそう。
海のすぐそばなので、砂丘エリアは海風が強かったですが、潮の香はほとんどしませんでした。
その他にも、シーサイドトレインが利用できます。
料金:1日周遊券500円(3才以上有料)・直行便200円
1周約40分。園内の10カ所の停留所で乗り降り自由のようです。青い海や白い砂浜を眺めながら乗ってみるのも楽しそうですね。
直行便は、広い園内で疲れてしまった時には嬉しいかも。
自分は歩くのが好きなので、てくてくと歩きます。
次は沢田湧水地へ。
湧き水大好き。透き通った水の流れにゆらゆら揺れる水草。木漏れ日が差し込めば言う事なし!と、いそいそ向かいます。
樹木エリアは新緑の時期とても気持ちが良さそう。
湿地帯へ入ろうとしたら、立て看板が。土日のみ、ガイドさんと一緒にしか入れないみたい…残念です。
みはらしの丘の横を通り、はまかぜ橋を渡って大草原へ。
とても広いです!芝生の上でくつろいだり、遊ぶ人たちの姿にほのぼの。お昼寝とかすごく気持ち良いだろうなあ。これだけ広いと人目を気にする必要が全くないので、のんびりとくつろげそうです。
次は砂丘ガーデンへ。
海浜口駐車場から一番近いエリアです。 太平洋がすぐそこ。風は強かったのですが、眺めはとても良かったです。そして、一気に人がいなくなりました(笑)
チューリップの咲く「たまごの森フラワーガーデン」とネモフィラの咲く「みはらしの丘」に人が集中しているようで、他のエリアは静かでゆったりとした時間が流れていました。
砂丘観察園路
グラスハウス
「香りの谷」はハーブ園になっていました。ローズマリーやラベンダー、ベルガモット、カモミールなど。
時期的にまだ少し早かったようですが、ハーブの葉をこすってみるといい香りがしました。うん、落ち着く。
メタセコイアの並木道を通ってプレジャーガーデンエリアへ。
南駐車場から一番近いのが、大観覧車などのアトラクションがあるプレジャーエリアです。「常陸ローズガーデン」の見頃は5月下旬~のようす。
この日は遊具も遊びたい放題でした。
そよかぜ橋を渡ってたまごの森フラワーガーデンへ戻ります。
西口・翼のゲートから入った先にある西池の北側には「スイセンガーデン」があるのですが、気付かずにすっ飛ばしてしまいました。
花めぐりスタンプラリー開催中
2016年3月19日(土)~5月15日(日)
のんびり、ぐるりと1周して3時間半くらいでしょうか。花が見頃でとてもきれいでした。混雑からちょっと外れると、陽だまりの中をのんびり散策できたのも良かった。
「見頃です」と書かれていても見逃してしまうおっちょこちょいですが、いつものことなので気にしません(笑)
迷っても、最近は「まあいっか。想定内」。
犬を連れている人が多かったのですが、中にはにゃんこを散歩させている人もいて思わず二度見。ペットはリードを付けるという規則があるので、そのせいかな?見慣れないので不思議な光景でした。
次はコキアが色付く秋に行きたいです。あのもふもふ大好き。たまりません!
お礼参り~上田城跡公園から北向観音編~
前回の続きです。
上田城跡公園内にある眞田神社。「落ちない城」にあやかり、受験生に人気の神社です。
※4月、5月の御朱印は限定見開きバージョンです。カッコいい。
善光寺から上田城跡公園までは車で約1時間半。 長野って広いですね。白馬や安曇野は行ったことがあるのですが、上田ははじめてでワクワクしました。
4月6日~4月17日まで「上田城千本桜祭り」が開催中。
満開の桜かと思いきや、既に桜吹雪でした。
大河ドラマ「真田丸」の舞台にもなっているので混んでそうだなあと思ったのですが、半端なく混んでました(笑)
あれ?平日だよね?と時計を二度見するほど。
臨時駐車場も満車で、あたりをぐるぐる。北観光駐車場に空きを発見。3時間以内500円也。
上田城跡公園 駐車場
- 上田城跡駐車場
公園内のやぐら下にあります。普通車88台。駐車料金無料。
(注)バスでお越しの場合は、上田城跡南駐車場(バス専用)をご利用ください。
上田市街地の交通情報は、上田市街地渋滞・共通駐車券契約駐車場満空情報をご覧ください。 - 上田城跡北観光駐車場
平成28年4月1日(金曜日)に有料駐車場としてオープンしました。普通車専用駐車場で、最大224台の駐車が可能です。
使用料は通常期間と特別期間を区分しているため、利用期間により料金が異なります。 - 上田城跡南駐車場(バス専用)
バス専用駐車場です。バス33台。駐車料金1台1回につき2,000円。
屋台が並ぶお堀の周りをてくてく歩き、東虎口櫓門に着いてびっくり。
枝垂桜は散ってしまっていました。ショック…だがまあ仕方ないです。
大河ドラマ館の前にある「上田城真田茶屋」にて一休み。くるみおはぎが美味しかったのでおすすめです。次は大河ドラマ館にも行きたいな。この日は団体さんでにぎわっていました。
真田幸村発見!
一緒に写真を撮ってくれるおもてなし武将隊。笑顔が素敵でしたよ。
「このような田舎に足を運んでくださりかたじけない」と言われ、「とんでもない、群馬の方が田舎です」と思い切り否定。
皆が同じように否定しているのを見て、日本人は謙虚だなあとしみじみ感じてしまいました(笑)
折角なので、ボランティアガイドさんに付いていくことに。機知に富む説明でとても面白かったです。知識がすごいなあと感心してしまいました。
櫓へ登るには300円かかります。
六文銭発見!
お堀の脇ではカメラマン達が花筏を撮るのにスタンバイしていました。「この色は、初めてじゃない?」など、何とも通な話をしていました。
うん、難しい。
4月24日(日)には上田真田祭りが開催されます。
上田城跡芝生公園で15:00~行われる
「真田軍VS徳川軍 決戦劇」【第一次神川合戦】
とかおもしろそうです。
次は、目的地である北向観音(きたむきかんのん)へ向かいます。
上田城跡公園から別所温泉までは車で約30分。別所温泉は信州最古の温泉で、泉質は単純硫黄泉、信州の鎌倉と言われる(?)場所のようです。
北向観音の下にある有料駐車場(500円)に停めて散策しました。車を降りると辺りに硫黄の香りが漂います。
手水舎の水は、なんと温泉水。あたたかくてしょっぱい硫黄の味がしました。
北向観音は本堂が北を向いており、善光寺が南向きなことから両方をお参りした方が良いといわれるようになったそうです。善光寺は広くきれいなお寺ですが、北向観音は静かで優しい雰囲気が漂っていました。
駐車場のすぐ脇にある足湯「ななくり」。すごく気持ちが良くて、しばらくぼーっとしながら浸かってしまいました。誰もいなかったので貸し切り状態です。
湯かけ地蔵。
3つの共同浴場があったので寄りたいと考えていたのですが、カランのお湯も温泉水のようだったので、「あいそめの湯」に行く事に。
ほかほかになりました。
【ここで大問題発生!】
実は巡礼時に小銭を持ち歩くようになってから、遠出しても小銭入れだけ持って出るという事が多かったのです。この日も例にもれず、小さな小銭入れだけ持って出ていました。
お風呂から上がって、夕飯はお蕎麦にしようかな?なんてのんきな事を考えていたら、お財布の中がすっからかんな事に気付きました!
カード類は全く持っておらず、お金をおろすことも出来ず…しかもガソリンがエンプティー点滅。ええ!!とパニックに。
待て待て、こういう時ってどうしたらいいのだ?警察でお金を借りるべき?
「ちょっと、のんきに風呂なんかに入ってる場合じゃないでしょう!優先順位間違ってますから!」と阿呆な自分に声を高くして言いたかった(泣)
小銭入れをひっくり返すと、500円硬貨が一枚ころんと出てきた時は、「おおー!神様!!」と本気で思いました(笑)
お礼参りに来て神にすがるとか聞いたことありません。
だが、さてさて、ここでまたも問題です。
ガソリンスタンドで500円給油はありなの?お札はないので、硬貨で入れられないと意味がありません。とりあえず近くのセルフに立ち寄って訳を話してみました。すると、対応してくれたスタンドのお兄さんが「大丈夫ですよ」と千円札を持ってきて、更にカードを入れて安くしてくれました。神対応!!
既に日は落ちて暗かったので、後光がさして見えました。シェルのお兄さん、本当にありがとうございました。
この後どこに行こうかな?なんて能天気な事言ってられません。とりあえず家までたどり着くのが目標です。
お腹減った?お金が一銭もないので無視です。
なるべくガソリンをくわないように、アクセルに注意しながらの約2時間ドライブ。
途中休憩で立ち寄ったコンビニでも何も買えず(後日携帯カバーにnanacoとスイカがあることに気付きました(笑))。
薄井峠ではきつねに出会い、標識とにらめっこしながらもなんとか家にたどり着きました。この時の安堵感といったら、過去最高かもしれません。
ボケボケの私に観音様が手を差し伸べてくれたのかな、と改めて感謝感謝。なんとかお礼参りを終えることが出来ました。
疲れが出たのか、しばらくはこんこんとした眠りにつきました。