旅に出よう! 東北一周旅行~鶴岡市立加茂水族館・由良海岸編~
5月28日(東北一周旅行1日目) はれ・25℃
道の駅「あつみ」しゃりん➡
鶴岡市立加茂水族館(山形県)➡ 由良海岸(山形県)/鶴岡市内泊
高速飛ばして4時間半。
さすがにドライブにも飽きてきたなあと思う頃に、海が見えてきました!海なし県民には久しぶりの海。はしゃぎます。日本海ってきれい。
時折車を停めてぼーっと眺めますが、潮の香はあまりしないかも。
そろそろお腹もすいてきた、ということで立ち寄ったのが道の駅「あつみ」しゃりん。
テントにはイカ焼きやサザエなど、魚介類が並べられていました。
良いなあ、でも食べられないので(魚以外の魚介類ほぼダメなのです)雰囲気だけ味わいました。
なんともったいない!と周りに言われっぱなしですが、北海道にいた頃からなので仕方ありません。
海鮮丼や定食もあるみたいですね。
この道の駅は、海に直接降りられるようになっています。
釣りや磯遊びをしている人もいましたよ。
あ!ウミウシ発見。
潮だまりには小魚やウミウシがたくさんいました。動きがスローで面白い。久々の海は不思議がいっぱいです。
触るにはちょっと勇気が足りませんでしたが、海のおもしろ生物と初日から会えるとは幸先良いです。
ここから少し車を走らせた所に灯台(?)のような小さな島があったのですが、釣り人がたくさんいました。
何が釣れるのかな?
ん?待てよ?
ここまでどうやって行くのでしょう??謎です。
ざっぱーんと波がきたら、さらわれてしまいそうな…ちょっとだけ怖いです。この辺りは釣り人がとても多かったです。きっとたくさん釣れるのだろうな。
海釣りもやってみたい。一度やったことはあるのですが、餌のゴカイには天地がひっくり返っても触れないので、魚が釣れることはまずないでしょう。
さて、次の目的地は「鶴岡市立加茂水族館」。
(写真はハナガサクラゲ。緑色に発光しています。好物は生きた小魚だそうですが、水族館ではアジの切り身を食べているようです)
クラゲの展示種類は50以上でギネスに認定されているとか。2014年にリニューアルオープンしました。
海月姫のロケ地にもなっているみたいですね。
東北に行こうと決めた時から行きたかった場所のひとつなので、とってもワクワク。
クラゲの他には、庄内沖に生息する魚が展示されています。クラゲ以外は地域の水族館という感じですね。
入館者数は100万人を突破したらしいです。すごい人気ですね。
さかなクンは本当に絵がうまいなあ。
なぜかケセランパサランがいました(笑)本物なのかな??
いよいよクラゲの登場です。クラネタリウム、格好良いですね。
(クラゲの解説は水族館のパネルにあったものを引用してます)
【タコクラゲ】
水玉模様の傘が特徴的。傘の下に餌を取り込む口腕があり、先に8本の付属器がついている。
傘の模様がなんともいえずかわいいです。
【カトスティラス】
フィリピンなどからペットとして輸入されているクラゲで、色のバリエーションがとても多い。
水族館にいたのは水色でしたが、青、赤(紫)、白、緑があるようです。カラージェリーフィッシュというのかな?クラゲにはまってしまうのわかる気がします。
【パシフィックシーネットル】
アメリカ西海岸のカリフォルニア~オレゴン州に生息し時に大量発生し海岸に押し寄せることがある。
このクラゲは格好いい~。スマート君と呼びたい。ライトが映っちゃってますが。大量発生はちょっと怖いですね。
【ルテウム(地中海巨大クラゲ)】
オーストラリアのシェーンブルン水族館から生物交換でポリプを頂き、ここで繁殖したクラゲ。世界の水族館で二例目。国内では初の展示。どこまで大きくできるか挑戦中です。
写真ではすごい大きく見えますが(対象がなくてわかりにくい、すみません)まだそんなに大きくはなかった気がします。透き通った青みがセクシーです。
【カミクロメクラゲ】
ドフラインクラゲと同様、庄内浜で春に出現するクラゲの代表。シロクラゲに似るが、傘の中央の口が短いことで見分けがつく。
ちっちゃいのがわーっといました。元気いっぱい。
【シンカイウリクラゲ】
深海調査などで見られるクラゲで、庄内浜には春に表層で見られる。ただいまクリオネと同時に展示している。お互い捕食することはない。
うん、うりにそっくり。発光していてきらきらと綺麗なのですが、多すぎて気持ち悪い
若干ずんぐりむっくりなクラゲ。クリオネいました。一緒にいるということは、寒いところにいるクラゲなのかしら?
【ラビアータ】
日本産の水クラゲと比べ、傘の内側(口腕)の中央が王冠のように発達する。
女王様みたいなクラゲですね。ゆら~とドレスを引きずっているイメージ。
【コティロリーザツベルクラータ】
ベルリン水族館との生物交換で頂いたものを展示している。成長すると口腕の先が青紫に色付く。
とても写真映えする美しいクラゲ。名前はどこで切ったらいいのか、いまいち発音に困ります。
【キタミズクラゲ】
庄内でも出現記録は、1979年に遊佐町の地引き網に入網したのみ。成長すると傘の縁が茶色に染まる。
海に行くといそうなイメージですが、珍しいクラゲなのですね。ちなみに4つのクローバーみたいな形のものはクラゲの胃袋だそうです。
【ミズクラゲ】
クラゲ栽培センターで育てたクラゲをこの水槽に入れて育てている。大きくなったクラゲはクラゲドリームシアターに移動させ、さらに成長させる。
上から光が当たってとてもきれいなので、とても混んでました。小さなミズクラゲがたくさん漂っており、見ているだけならとてもかわいいです。
クラゲの展示はゆらゆらと水が動いており、それに併せてクラゲがたゆたうので、じーっと見続けていると段々船酔いに近い状態になります(笑)
クラゲドリームシアターはこちら。
とても大きい水槽の中で、クラゲがゆら~と漂っています!
一匹いっぴきがとても大きい!
この男性は何を撮っているのかしら?
動画も見つけました。私が見た時より種類が多い気がします。
【ショータイムのスケジュール】
クラゲの給餌解説 9:30~、11:00~、14:00~、15:30~
アシカショー 10:00~、11:30~、13:30~、15:00~
ウミネコの餌付け 12:00~、14:30~
かもすいトーク 16:00~
となっています。クラゲの給餌解説が面白かったです。時間があったらおすすめです。
クラゲって実は脳みそがないそうで、餌も取りに行くことはしないそうです。
どうやってたべるのかというと、流れてきた餌が触手にたまたま当たってそれを頂くとか。どこまでも受動的に生きている生物ですよね。
餌を食べるところも見られましたが、触手に当たらないと食べないので(どんだけ?)時間がかかることもあるようです。
他に、アシカショーも見られます。ベストショット(笑)
光のクラゲを捕まえられるコーナーもあります。
なんだかんだで3時間くらいかな?色々なクラゲが見られて大満足。クラゲを食べられるレストランもあるので一日いても楽しめそうです。水族館のすぐ脇は海なので、そのまま降りて磯遊びも楽しめます。海の近くでたくさん遊べるなんて、とってもいいですね。
住所:〒997-1206 山形県鶴岡市今泉字大久保657-1
アクセス:山形自動車道鶴岡I.C.より約15分・日本海東北自動車道鶴岡西I.C.より約25分
開館時間:9:00~17:00 7月30日~8月21日は9:00~17:30(最終入館は閉館30分前)
休館日:なし
駐車場:200台
入館料:高校生以上1,000円/小中学生500円/未就学児無料
全国の水族館をめぐっているくんさんのブログが笑えるのでおススメです。
この日は酒田市を散策しようと思っていたのですが、由良海岸からの景色があまりにもきれいだったので夕日を見ることに。
由良海岸は、夏には人気の海水浴場みたいですね。
風もなく穏やかな海と砂浜が気持ち良いです。
白山島への橋を渡ります。この島は15分くらいで一周出来ます。
こんな感じのごつごつした岩場をぐるり。
この日の日没時間は6時54分。
夕日がきれい~。しばしぼんやりと眺めて時を忘れていました。
写真の十倍きれいでした(笑)
ここは温泉もあるので入れば良かったなあ。
日本海側を走っている間は、いつも見惚れるような夕日が見られました。7時すこし前には大抵車を停めて見入っていましたよ。
初日は長い運転と水族館のゆらゆらした景色に疲れ気味だったので、このまま早めに鶴岡市内の宿に向かいました。旅の初日は夕日と共に終了です。
明日は月山登山だー!