花々の楽園「アイリスの丘」を散策してみた。
アイリスはギリシャ語で「虹」。
そんな花の虹が見られる「アイリスの丘」が安中市にあります。
ジャーマンアイリスやヘメロカリスを中心に、様々な種類の花を見ることが出来る小さなフラワーパークです。
5月13日、良く晴れた日に散策に行ってきました。
園内案内図は手製の看板です。味があります。
いつでも迷うタイプなので、花畑の中にいると「ここはどの辺りだっけ?」とわからなくなりましたが(笑)
フラワーパークのようにきちっと整理されていないので、どちらかというと自然に近い感じです。
色とりどりの花が咲いていました。
花畑と花畑の境目がないので一面にわーっと咲いているように見えます。もちろん、自由に散策出来ます。
どの角度から見るのがお気に入りかを見付けるのも楽しいです。
ジャーマンアイリス、ポピー、芍薬、それにルピナスが見頃でした。
ジャーマンアイリスは、1,000種10万株。見頃は5月上旬~6月上旬です。
まさにレインボーカラー。
これだけたくさんの種類が一度に見られる場所はなかなかないかもしれません。
ジャーマンアイリス、本当に綺麗です。凛とした佇まいが好きなので、いつまでもうっとり見てしまいます。
明るい色が好きなので、黄色とかたまらんです。
マクロレンズ欲しいなあ。
無料だったら通ってしまいそう。※入園料500円。
気に入ったものがあれば掘り売りしてくれるみたいです。希少なものもあるようなので嬉しいです。
園内を歩いていたら、
「(畑の)中に入って、もっと近寄ってみて大丈夫ですよ。ただ、紫色の花は服に色が付くと落ちないので気を付けてくださいね」
と終わった花を摘んでいたおばさまが声を掛けてくれました。ありがとうございます。
このポピーは「ピエロ」という種類です。
色のコントラストがなんとも言えず、テントウムシみたい。チューリップにありそうな原色です。
花びらが紙で出来ているみたいにしわしわしていたので触ってみましたが、しっとりとしてました。見かけによらず。当たり前か(笑)
クマバチがいました。もこもこしてかわいいです。(毎回同じこと言ってますが)
ルピナス見頃でした。北海道では道端でもよく見かけましたが、こっちはあんまり見ないですね。
珍しいオレンジ掛かった色の芍薬を見付けました。芍薬はそろそろ満開を過ぎそうな頃でした、早いなあ。
あれ?見た事ないかも?という花があちこちで見られるので楽しいです。
雨上がりも気持ち良さそう。ただ、雨が降ったら靴は泥になっちゃうかもなので注意です。
ベンチに座ってまったりと花畑を眺めていたら、上からぽとっと何かが落ちて来て飛び上がる事態に。毛虫かと思ってわたわたと肩を払っていると、カメムシの仲間だったみたいでそのまま飛んで行きました。ふう、びっくりした(お約束)
でも、何気なく木を見たら毛虫がこっちを見てましたよ。うん、自然がいっぱいです。
ちなみに、ヘメロカリスは1,500種20万株。見頃は6月下旬~7月中旬。一番のおすすめは雨上がりの午前中とのことです。
ヘメロカリスはあんまり見た事ないかも。ユウスゲやカンゾウ類を元に品種改良されたもので、花が短命で一日でしおれてしまうことから「デイリリー」とも呼ばれているそうです。時期になったらまた行ってみたいです。
梅雨の時期、アジサイ以外にも見頃の花があるなんて知りませんでした。
梅雨の楽しみがまたひとつ増えました。
アイリスの丘
開園時間:8:00~17:00
休園日:シーズン期間中は無休
入場料:500円(中学生以下無料)
公式ブログでは毎日咲き具合を確認することが出来ます。バラが咲き始めているようです。