寝ながら「ふむふむ」

行ってふむふむ。聞いてふむふむ。なワールドを探っちゃう。相棒はNikonD5500。

お礼参り~牛に引かれて善光寺参り編~

 
桜が満開の4月12日、長野県にある信州善光寺にお礼参りに行ってきました。

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善光寺

住所:長野県長野市元善町491

アクセス:上信越自動車道長野I.C.より約40分(長野駅よりバスで約15分)

駐車場:2時間まで500円

  • 善光寺第1駐車場(境内北西):一般乗用車専用/24時間駐車可
  • 善光寺第2駐車場(境内西):宿坊関係専用(※宿坊ご利用者のみ駐車可)
  • 善光寺第3駐車場(境内北東):一般乗用車専用/24時間駐車可
  • 善光寺第4駐車場(境内西):一般乗用車・バス・オートバイ/24時間駐車可
    ※繁忙期は一般乗用車専用になる場合あり。
  • 善光寺第5駐車場(境内西):一般乗用車専用/24時間駐車可

参拝料金:お戒壇めぐりと山門内、資料館に入る場合は1,000円

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秩父巡礼結願後には、お礼参りに善光寺に参拝するのが慣わしになっています。

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あ行 | 覚えておこうよ 遍路・巡礼関連辞典

西国のお礼参りは高野山善光寺のようです。

 

donkihote.hatenablog.com

 

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上田市別所温泉にある北向観音(きたむきかんのん)にもお参りするそうです。善光寺だけだと片参りになってしまうとか。お礼参りにも色々とあるのですね。

北向観音・常楽寺 

 

調べていたら面白いブログを見付けました。ながのモールさんの「意外と知らない善光寺」シリーズです。

mag.nagano-mall.jp

大河ドラマで人気が高まっている真田幸村に関する雑学も載っています。興味深い。

 

ちなみに、前回のご開帳は2015年。次は7年後です。ちょうど御柱祭が開催される前の年ですね。あの奇祭も見てみたかったなあ。

里引きは5月3日から始まるので行ってみたいです。

信州諏訪 御柱祭 平成二十八甲年「諏訪大社式年造営御柱大祭」

 

 

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桜がちょうど見頃だったので、城山公園の駐車場に車を停めて散策しながら向かいました。

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ぽかぽかとお天気が良く、とてもいい気持ち。

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お花見をしている方々をあちこちで見かけました。桜に一番合うのは晴天と笑顔。ほっこりしました。

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この距離でも安定して迷います(笑)

 

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観光案内所には「牛に引かれて善光寺参り」の牛がいました。昔は本物の牛が境内で飼われていたそうです。

 

善光寺案内図。

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宗派を超えてすべての人を受け入れてくれる心が広いお寺。境内も広いです。

何度も迷いましたが気になりませんでした。それもいいではないかと、おおらかな気分に。それが一番。

 

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高さ20ⅿの山門。楼上には四国八十八カ所霊場の分身がお祀りされており、壁には多くの落書がありました。今は国の重要文化財に指定されているので書き付けは出来ませんが、昔参拝に訪れた人々が書いていったのかなあ。(しみじみ)

上からは仲見世通りが一望できました。

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門にかけられている「善光寺」の額には、5羽の鳩の姿が隠されていることから「鳩字の額」とも呼ばれているそうです。見上げる角度なので、ちょっとわかりにくいかも。

ちなみにこの額は2代目のようで、初代は資料館で見られます。(全く同じですが)

 

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本堂では、はじめてお戒壇(かいだん)めぐりをしました。

戒壇巡りとは、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる「極楽の錠前」に触れることで、錠前の真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です。入口には、タイ国王より贈られた仏舎利(お釈迦様の御遺骨)とお釈迦様の像が御安置されています。  信州善光寺HPより引用

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本当に何も見えない真っ暗闇で、人がいるのかな?というのは声で判断します。右手で壁を伝いながら階段を降りて、回廊を進みます。

前には何もないとわかっていながらもまっすぐ進めない臆病者。何か障害がある?何かが道をふさいでいる気がする!と勝手に妄想してしまい、自然に頭が下がっていきました。(笑)光がない場所がこれほど怖いとは。

おっかなびっくり進み、「極楽の錠前」に触れた時も、これは?とガチャガチャ開けようとしてしまいました。(絶対に開きません)

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暗視カメラで観たらさぞかし面白い絵が撮れているかと。良い経験になりました。

 

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 境内は桜が見頃でした。

 

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一番奥にある「日本忠霊殿」の地下には資料館があります。山門の楼上に上がるときに教えてもらい、折角なので向かいました。奉納された絵馬や仏像を見ることが出来ます。

 

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境内にいたにゃんこ。人懐っこくてかわいい。

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仏足跡。四国のお遍路も行きたいなあと考えているので、健脚をお祈りして来ました。

 

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仲見世通りにはお土産屋さんがずらり。信州のおふくろの味(?)であるおやきをパクリ。中身は春季限定のフキ味噌と悩んだのですが、しめじと野菜にしました。優しい味で美味しかったです。

 

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参道は整備されていてとてもおしゃれな雰囲気でした。

 

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本堂の南側には、39の宿坊(しゅくぼう)が並んでいます。宿坊は参拝に訪れた人々を迎える場所です。歩いている時に、ここは何だろう?と覗き込んで気付きました。

宿坊によって異なりますが、10,000円くらいで泊まれるみたいです。快適そうですが、ちょっと高めです。

www.zenkoji.jp

そのうちのひとつ「白蓮坊」の前にある愛嬌のあるお地蔵さんとムジナくんにも逸話が残っているそうな。

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mag.nagano-mall.jp

 

 

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「年に一度は善光寺参り」と言われるほど全国各地から参拝者がやってくるようです。質問マップがあったので、群馬に針をぷすりと刺してきました。海外ではヨーロッパから訪れる人が多いみたいですね。

 

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お礼参りにしては気軽な(?)気もする参拝でしたが、また来たいと感じました。朝が美しい時間のようなので、今度は宿坊に泊まってお朝事(あさじ)に行ってみるのもいいな。

 

さて、次は上田市にある北向観音へ!

の前に、折角なので(後々自分がしんどくなるこの癖をなんとかしたいのですが)、桜が満開であろう上田城跡公園へ向かいます。

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(お礼参り~上田城跡公園から北向観音編~へ続く)