念願かなって、伊豆半島に河津桜を見に行ってきた。
もうすぐ桜の時季ですね。
毎年わくわくしながら開花を待っています。
ずっと行きたかった伊豆半島へ、2019年2月24日に河津桜を見に行って来ました。
河津桜を見に行った話をすると、周りから「渋いね」と言われることが多いです。
え?そうなの?(笑)
確かに年配の方も多かったですが、桜は人を笑顔にするもの。
河津桜はその一番乗り。うん、良きかな(笑)
週末だったので人の多さにはとてもびっくりしましたが、一足先に春を満喫できて幸せな気分になりました。
伊豆半島、南伊豆の河津町は河津桜発祥の地と言われ、町内には約8,000本の河津桜が植えられています。
2月下旬から咲き始め、3月上旬まで楽しめます。(2019年は3月10日で終了)
今年は開花が早かったらしいのですが、期間的には長めにお花見が楽しめたみたいです。
車で町内を走ると、あちこちできれいな桜が見られるのでどこへ行っても飽きないです。
その中でも河津川の河口から上流へ向かう約4km、約850本の河津桜の眺めは圧巻のひと言。もちろん、混雑も半端ないのですが(笑)
一度はこの眺めを見たい!と、訪れる気持ちよくわかります。
ずっと前から行きたくて仕方なかった場所なのに、
写真を撮れば撮る程、自分の未熟さに泣きたくなるという(笑)
河津桜は染井吉野に比べて色が濃く、遠目から写真を撮ってもぼやけないところがとても素敵です。
この日は曇り時々晴れ。時折青空がのぞいていました。
桜のピンク色には真っ青な空が本当によく合いますね。
現地に着いたのは混雑もあり、11時前。先に河津七滝(かわづななだる)ループ橋に寄ったので遅めです。
駐車場がいっぱいで暫し待機。
河津桜の原木も見たかったので、町役場近くに止めました。
川沿いには屋台もたくさん。
いちごを挟んだ桜餅。
あんの甘さといちごの酸味が絶妙でした。しかもかわいい。
さくら色が和みますね。ごちそうさまでした。
豊泉橋から河津町役場の方へ向かうと、
河津桜の原木がある飯田さん(故人)の家があります。
ここもすごく混雑していましたよ。
私有地です。道路沿いの民家の庭先に大きな木が1本。
道は知らなかったのですが、人の流れができており付いて行ったら辿り着けました。
道路を挟んだスペースが休憩所になっていたのですが、
原木全体を写真におさめるには車が通っていない時を狙わないとです。
タイミングがなかなか難しい。
ずっと渋滞していたので、ほとんどの写真に車がうつっていました(笑)
写真には撮れなかったのですが、メジロが遊びに来ていましたよ。
鶯の鳴き声もあちこちから聞こえてきました。しかも上手なホーホケキョ。
春だなぁ、とホッコリです。
裏道を通って川沿いに戻ります。
橋を渡って反対側は桜のトンネル!
これはなかなか見られないかもと、テンション上がります。
思った以上に海外の方が多かったなぁという印象です。
蛍光グリーンの上着を着た外国人さん。
これは目立つな、と追い越して写真を撮っても、自分の歩みがゆっくりなのでいつの間にか追い越されてまた前に。
あれ?まあ、いっか(笑)
桜は人が一緒にうつってこそ、と思ってますから。
誰もいない時間に撮ってもきっと素敵だろうけど(その時間には起きられないというのが本音ですが)、
桜を眺める穏やかな表情や仕草が大好きなのです。
河童寺として知られる栖足寺の河津桜まつり限定御朱印は、鮮やかな色で塗られた見開きです。
お代は1,000円。
一目惚れして、これは是非とも貰わなければと寄り道です。
河津駅からは徒歩約10分。駐車場は20台あり。
ただ、この日は川沿いがずっと渋滞していてほとんど進まないくらいだったので、駐車場には止められませんでした。
それでもご朱印だけでも欲しい、と寄ってもらいました。
通常のご朱印と2種類ありますが、期間内は大変混み合うのでどちらかひとつとのこと。
通常の御朱印も格好いいので悩みましたが、桜まつり限定のものを描いてもらいました。40分くらいかかるとのことで、再度お寺が閉まる16時ギリギリに受け取りに行きましたよ。
描くのに時間かかりりそうですが、なんと3分らしい。すごいです。
お祭りの期間は混雑するので、散歩する前に記帳をお願いしておくといいかもしれません。
河津町と東伊豆町のお寺や名所を巡る「御朱印さんぽ」なるイベントもやっているようですね。
期間は2019年1月~12月まで。
この日最後の目的地は、下田にある道の駅「道の駅開国下田みなと」の
「カフェ&ハンバーガー ラーマル」
下田バーガーがお目当てです。
甘じょっぱく味付けされた金目鯛のフライを挟んだバーガーで、これがすっごい美味なのです。
どうしても食べたかったので足をのばしてみました。
行って良かったと思える美味しさに大満足です。
【カフェ&ハンバーガー ラーマル】
住所:静岡県下田市外ヶ岡1-1 道の駅開国下田みなと
営業時間:10:00~17:00(L.O.16:30)
営業日:日曜営業、不定休
あちこち渋滞にはまって大変でしたが
無事に帰って来られて本当に良かったです。
平日休日共に混雑するとは聞いていましたが、噂にたがわず人がすごかった。
人酔いしました(笑)
車で行けば渋滞はもちろんですが、
駅のホームも外から見ただけで人が溢れていたし、満員電車が通り過ぎて行くのを呆然と眺めたりもしました。
でも、1年に1度のこの時期に桜を見たいと思う気持ちもすごくよくわかります。
自分がそうなので。
1度行ってみたかった伊豆の河津桜まつり。
行けて大満足です。
桜の優しい色は、人をしあわせにする気がします。
開花したら、またあちこち出かけたいな。写真の腕も磨きたいな。
たくさんのブログの中から見付けて読んでくださり、ありがとうございました。
ぐんま三大梅林へ出かけよう!【2019年】
群馬県は梅の産地として有名です。
和歌山県に次いで全国第2位の生産をほこっています。
安中市の「秋間」、高崎市の「榛名」「箕郷」の3つの梅林は、あわせて「ぐんま三大梅林」と言われており、花の見頃は3月上旬から3月下旬。
それぞれの地域で梅まつりが開かれます。
今回は、もうすぐ見頃を迎える「三大梅林」について紹介します。
※写真は2016年撮影。
50ヘクタールの広大な敷地に約35,000本の紅白梅。
「秋間梅林」
三大梅林の中でもよく知られているのが秋間梅林。
梅の割合としては白梅が多いようです。
2019年の開花祭りは3月2日。梅林マルシェ、餅つき大会は3月3日。
3月中多くのイベントが開かれます。
アクセス:(1)安中駅からバスで20分(信越本線) 恵宝沢バス停から徒歩で7分 (2)上信越道松井田妙義ICから車で15分
2019年度3月 秋間梅林のイベントスケジュール
3月2日10時~(第2休憩所周辺):開花祭
3月3日10時~(第2休憩所周辺):秋間梅林マルシェ
3月3日14時~(頂上):もちつき大会
3月9日9時~15時(第2休憩所):千葉県南房総市の物産即売会
3月8日(金)~12日(火)9時~15時(第2休憩所):安中市の物産販売、陶芸体験
3月10日(日)11時~(三軒茶屋)14時~(頂上):いも煮会
3月16日(土)9時~(観梅公園[秋間梅林内]):秋間梅林ウォーキング
3月17日(日)10時~(三軒茶屋)13時~(頂上):モデル撮影会
3月17日(日)10時~15時(第2休憩所):野点
3月17日(日)10時~(頂上、三軒茶屋): 抽選会
3月24日(日)10時~(頂上、三軒茶屋):地元高校生のステージ発表
詳細リンク:秋間梅林、秋間梅林祭|観光スポット|安中市
※開花状況も載っています。
梅林内の案内図
高台に登るまでの道が細く、一方通行になっているので注意が必要です。
毎年たくさんの人が訪れるため、駐車場は約800台。
秋間梅林の空撮映像(1015年撮影)株式会社創美社さんより。
全体が見られて素敵です。
数年前に遊びに行った時はヘリコプターの搭乗体験もありました。
三大梅林の中でも最も広く、見晴らし台からの景色がおすすめ。
「榛名梅林」
榛名約400ヘクタールに約12万本の梅の花が植えられています。
アクセス:(1)関越道高崎ICよりR406経由、榛名町方面へ35分、くだもの街道沿い及び上里見周辺
駐車場:榛名梅見ヶ丘公園内、榛名文化会館エコール横
榛名梅見ヶ丘公園丘から一望できる景色がおすすめです。
連なった山々を背景に、真っ白な梅林を見ることが出来ます。
第28回 榛名の梅祭り
2019年3月17日(日)AM9:30~
会場:榛名文化ホールエコール 高崎市上里見町1072-1
榛名の梅づくしのイベント!
〇無料サービス 10:00~
*梅の赤飯*梅ジュース*甘酒*梅バイキング
*梅うどん(梅うどんのみ11:30~)
〇物産品即売 10:00~
*榛名の梅製品販売
*東京都板橋区物産販売
〇芸能
*上州榛名太鼓演奏 10:00~
*榛名音頭保存会 10:30~
*邦楽(筝・尺八)(小ホール) 10:40~
〇イベント
*トテ馬車運行(梅林) 10:00~
*野点(久米百仙社中) 10:00~
*フルーツ忍者ハルナ 梅蔵のジャンケン大会 11:00~
*群馬県観光特使 あかぎ団ライブショー 11:30~
*梅の種飛ばし大会 12:30~
*ビンゴゲーム 13:30~
詳細リンク:» 榛名梅祭りはるナビより
梅うどんがとってもおすすめなのですが、人気が高いので時間には余裕を持って行った方がいいかもしれませんね。
2016年に訪れた記事はこちら。
スタンプラリーも開催されています。
温泉に入って、のんびり疲れを癒すのもいいですね。
荻窪公園にアジサイを見に行ってきた【2018年】
6月11日、東北北部でも梅雨入りが発表され、北海道以外すべての地域で梅雨に入りました。
東海と関東甲信は平年より2日早い梅雨入りのようです。
長雨の季節、そしてアジサイの季節となりました。
今年はどこへアジサイを見に行こうか、毎年わくわくしながら悩んでいます。
「アジサイなら、家の庭でも見られるぜぃ」
という方もいると思いますが、我が家には「アジサイが嫌い」という奇特な人物がいるのです。
なので咲いていない(笑)
なんと残念。いやいや、その分見に行く楽しみが増えております。
ということで、6月14日梅雨の晴れ間に、
道の駅「赤城の恵」に併設されている荻窪公園へ行って来ました。
ちょうど見頃でしたよ。
入園料:無料
休業日:年中無休
駐車場:無料駐車場有
開園時間:常時
問い合わせ:027-269-0979(荻窪公園管理事務所)※業務時間9:00~15:00
アクセス:
県道4号前橋赤城線を北上し、赤城の大鳥居の信号(小暮)を右折し、大胡方面へ約4キロメートル先左側
※同名の公園が存在するため、カーナビ等に入力の際は、隣接する施設「あいのやまの湯」の住所、名称にて検索いただくとスムーズに到着できます。
今年のアジサイ祭りは6月17日(日)に開催されます。
群馬県前橋市|荻窪公園アジサイまつりが開催されます(ホタルが飛び始めました)
アジサイ祭りも楽しみ。
荻窪公園のアジサイは、青色系統と白色系統の花が多いようです。
アジサイの色は土壌の㏗で変わる!という話よく聞きますよね。
酸性⇒青
アルカリ性⇒赤
アジサイは土壌のpH(酸性度)によって花の色が変わり、一般に「酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」になると言われている。これは、アルミニウムが根から吸収されやすいイオンの形になるかどうかに、pHが影響するためである。すなわち、土壌が酸性だとアルミニウムがイオンとなって土中に溶け出し、アジサイに吸収されて花のアントシアニンと結合し青色を呈する。逆に土壌が中性やアルカリ性であればアルミニウムは溶け出さずアジサイに吸収されないため、花は赤色となる[16]。したがって、花を青色にしたい場合は、酸性の肥料や、アルミニウムを含むミョウバンを与えればよい[17]。同じ株でも部分によって花の色が違うのは、根から送られてくるアルミニウムの量に差があるためである[18]。花色は花(萼)1グラムあたりに含まれるアルミニウムの量がおよそ40マイクログラム以上の場合に青色になると見積もられている[19]。ただし品種によっては遺伝的な要素で花が青色にならないものもある。これは補助色素が原因であり、もともとその量が少ない品種や、効果を阻害する成分を持つ品種は、アルミニウムを吸収しても青色にはなりにくい[20]。
また、花色は開花から日を経るに従って徐々に変化する[21]。最初は花に含まれる葉緑素のため薄い黄緑色を帯びており、それが分解されていくとともにアントシアニンや補助色素が生合成され、赤や青に色づいていく[21]。さらに日が経つと有機酸が蓄積されてゆくため、青色の花も赤味を帯びるようになる[注 3]。これは花の老化によるものであり、土壌の変化とは関係なく起こる[23]。
なるほど。つまり公園内は酸性になっている、という事なのでしょうか?
併設されている「あいのやまの湯」は弱アルカリ性高張性高温泉とのことなので赤くなりそうな気もしますが…。
なんとも不思議ですね。
※あいのやまの湯は6月14日現在休館となっています。
公園内はとても広く、のんびりできます。
この日は双子のベビーカーが木陰に置かれていました。
なんとも癒される光景にほのぼの。
広い芝生を見ると、走り回りたい衝動にかられます。
まだまだ遊び足りない大人なので(笑)
駐車場が広いので、車で出かけるのにぴったりです。
アジサイを見に行くのであれば、34号から入って一番奥の駐車場まで乗り入れてしまうと便利です。
親水池などの遊び場では、子ども達がザリガニ釣りをしているのを見かけます。
元気なザリガニはハサミが怖くて持てませんが、釣っているのを見ているだけで楽しいです。
お父さんの方が本気になっていることもあったりなかったり(笑)
この公園では、6月中旬まで蛍も見られるようです。
群馬県前橋市|荻窪公園アジサイまつりが開催されます(ホタルが飛び始めました)
蒸し暑い雨上がりに舞うと聞いたことがありますが、最近夜は冷えることも多いので
ホタルも風邪をひかないようにあまり飛んでいないのかな。
公園を背景に。
最近一眼レフを持っていくのを忘れるため、カメラを撮るのは久しぶりでとても楽しかったです。
またあちこち出かけたいと思ってます。
ガクアジサイかな。
な、何か飛び散っている!?
ここで惨劇が起こったのかも(笑)
個性的な模様が空想を掻き立てるアジサイ、たまりません。
なるほど。勉強になります。
梅雨の晴れ間で空が青く、空気もカラッとしていたので心地よかったです。
日傘もなかなか合いますね。
日を透かして、ローアングルからも素敵。
わさわさ。
もこもこ。
こんもり、もっさり。
もこもこの色違い。この色も素敵ですね。
雨の中、しっとりと濡れているアジサイも艶やかで素敵ですが、
青空を背景したアジサイも夏の前のひとコマという感じで良いです。
神津牧場のソフトクリームが売っていたので、帰りに買って食べました。
300円なり。
うーん、美味しいです。バニラが濃厚。
道の駅しもにたのモカソフトクリームが大好きなので、また食べたくなってしまいました。
かなりのリピーターでもあります。
今年のアジサイの季節は、もこもこを探しにあちこち出かけてみようかな。
立山で山小屋デビュー ~みくりが池温泉編~
立山を縦走した時に泊まった山小屋「みくりが池温泉」を紹介したいと思います。
登山記事はこちら。
室堂ターミナルから歩いて約15分。雷鳥沢からは約40分の所にみくりが池温泉はあります。
立山には他にもいくつか山小屋があるのですが、決め手となったのは「相部屋にカーテンが付いている」という所です。
女性専用相部屋料金:9,100円 入湯税+150円(一泊2食付き)
スペースは一人一畳で、8人まで入れるお部屋です。
上に4人、下に4人ですが、私が泊まった日は満員で上下とも2人組のお客さんがいました。なるほど。個室が空いていない場合には人数に合わせて空間を作ることも出来るのですね。
しかも女性専用なので、着替えを気にする必要がありません。
私は上の段の一番端(ありがたい!)だったので、ベッドの端に洗濯物などをかけておくことが出来ました。一階に乾燥室があるのでそこに干しておくのもOKです。
一日歩いてくたくただったので、手の届く範囲で済ませました(笑)
一人にひとつハンガーも付いています。ザックはベッド脇に並べて置くので、一階の方が荷物整理などには便利です。
ちなみに、下段にいたのは海外の方でした。
「二段ベッドなら下を取った方が絶対良いよ!」
との教えを受けていたのですが、長期で泊まるなら納得ですね。
お布団はふかふかでとても温かかったです。枕にはタオルをかけて使用しましたが、シーツも清潔でした。山小屋のイメージが覆されたかも。
消灯は9時なのですが、8時半過ぎには静かになっていました。
カーテンで仕切られているといっても相部屋なので、音は良く聞こえます。気になったのがジッパーを上げ下げする音。これ、何気に響きます。ザックは早めに整理して、必要な物だけ枕元に置いておくといいかもですね。
不眠症の私は薬を多めに飲んで早めに布団の中へもぐりこみました。音が響くので、寝返りとかも打ちにくい…。スマホの振動でびくっとなったり(笑)
しばらくは神経がとがって休めませんでした。そのうち、疲れもあって次第にうとうと。
すると、となりから盛大ないびきが、ぐお~(笑)ね、寝られない!
最終兵器、耳栓です。
ごろりと寝返りを打って遠ざかると、いつの間にやら夢の中にいました。朝起きた時、枕元の横に耳栓が揃えて並んでいて???知らぬ間に外したみたいです。
神経過敏な人は予備として持っていくことをお勧めします。
個室はこんな感じ。
個室料金:9,100円~14,040円(一泊2食付き)
お客さんが出発した後に撮らせてもらいました。意外に個室が多かったです。2~3部屋しかないのかな?と思っていましたがもっとたくさんありました。
2階の廊下。ザックを廊下に出している方もいましたよ。
館内ではスリッパに履き替えて過ごします。サンダルを持っていこうかと思っていたので、有難かったです。
突き当りに洗面所があり、ドライヤーも置いてあります。至れり尽くせり。
温泉でほっこり。
出典:みくりが池温泉 - 秘境温泉 神秘の湯より
みくりが池温泉は標高2410m、日本一高い場所にある天然温泉です。
室堂ターミナルから少し足を伸ばし、みくりが池方向へ散策すること約15分。
立山を望む絶景の中に、この「みくりが池温泉」はあります。
源泉は地獄谷にあり、無加水・無加温、男女別の展望内湯が一つずつ。
白く濁る硫黄の香りの100%掛け流しのお湯が、1日の疲れを温かく癒してくれます。 みくりが池温泉公式HPより
みくりが池温泉に着いたのは17時半過ぎだったので、夕食は遅い回の19:00~でした。(夕食は2回に分かれており、17:30~と19:00~となっています)
団体さんと個人で分けてくれるので、周りの方と気軽に話が出来ます。
女性陣はなぜか食べるのに夢中で話をする人がいなかったので、隣に座っていたおじさまとお話しました。
その方は工事関係のお仕事で室堂に来ており、休日に山を下りているそうです。みくりが池温泉に良く泊まっているようで、スタッフとも和気あいあいとしていました。
9月中は雨ばかりでキャンセルが多かったらしく、食事も一回で済ませることが多かったとか。山の上のお仕事は大変そうですね。お疲れ様です。
レストラン「みくり」
朝出発前に撮ったのでがらんとしていますが、夕食時にはあたたかなオレンジ色のライトの下で豪華なお食事を頂けます。
キノコ鍋も付いていました。美味しかったです、ごちそうさまでした~。
食事が美味しいというのは口コミでも見ていたのでとても楽しみでした。山小屋でこれほど美味しいご飯と温かい布団、温泉まで入れるなんてなかなかないような気がします。
初の山小屋泊、みくりが池温泉にして良かったです。
お世話になりました!
みくりが池を手前に、立山を望む。
夜は曇ってしまって星空を見ることが出来なかったのですが、思い出に残る立山旅となりました。泊まった翌日は雨が降ってしまったので、遅めに宿を出てゆっくりと室堂を散策して帰りました。
途中から土砂降りになってしまったので、この日山に登った方々の無事を祈りながら帰路に着きました。
立山の山小屋紹介
・ホテル立山 ホテル立山 【公式サイト】星にいちばん近いリゾート。
山とハイキングの宿「雷鳥沢ヒュッテ ロッジ立山連峰」立山・地獄谷・雷鳥沢の山小屋
室堂にはライブカメラが設置されています。前日のタイムラプスと今の様子を見ることが出来ます。見ているだけでも楽しいです♪
帰りは「道の駅・安曇野松川 寄って停まつかわ」で
ナッツのロールケーキと飲むヨーグルトを頂きました。
計画を立てるまではお天気とのにらめっこで時間がかかりましたが、終わってみればあっという間の山旅でした。
山の違う面を見られた気がして、とても充実。
さて、次はどこの山へ登ろうかな?
立山を縦走してきた。
秋の立山に登りたい。
立山の紅葉時期は9月中旬~10月上旬。
秋の長雨の合間の9月25日に登ってきました。
立山(たてやま)は日本の飛騨山脈(北アルプス)北部、立山連峰の主峰で、中部山岳国立公園を代表する山の一つである。雄山(おやま、標高3,003 m)、大汝山(おおなんじやま、標高3,015 m)、富士ノ折立(ふじのおりたて、標高2,999 m)の3つの峰の総称である。雄山のみを指して立山ということもあるが、厳密には立山連峰に立山と称する単独峰は存在しない。剱岳とならび、日本では数少ない、氷河の現存する山である。
「立山」は単なる地理的な名称ではなく、室堂や地獄谷、弥陀ヶ原、立山カルデラという立山一体を含んだ地理的な広がりと、立山信仰や遥拝登山など精神的な広がりを含んだ複合的な意味を持っている。かつて山体は立山カルデラにあり、元の立山火山の山頂部は侵食で喪失している。弥陀ヶ原と五色ヶ原はこの火山の火砕流堆積物や溶岩の台地である。ミクリガ池、ミドリガ池は火口湖であり、現在の立山火山の主な火山活動は地獄谷周辺の火山性ガスの噴出と温泉噴出である。
日本三名山、日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定され、富山県のシンボルの一つとされている。
雄山の山頂には、雄山神社本宮がある。峰本社神殿右端の前には、測量の基準である大きな黒御影石の標石(標高点3,003 m)があり、その約70 m南南西に一等三角点(標高2,991.59 m、点名は立山)の標石が設置されている
立山について万葉集には「多知夜麻」と記された。引用:雄山 | 山の最新情報、登山情報 - ヤマレコ より
コースタイム(8時間半)
室堂(9:05)⇒立山室堂小屋(9:15)⇒一の越山荘(10:03) 10分休憩
⇒雄山頂上(11:03) 御祈祷と昼食休憩50分
⇒大汝山(12:15)⇒富士ノ折立(12:45) 15分休憩
⇒剣御前小屋(15:25)⇒雷鳥沢ヒュッテ(16:32) 10分休憩
9:05 室堂ターミナルを出発です。今回はゆっくり山を堪能したいと思います。
一ノ越、雄山を目指します。
雲が多めの天気でしたが、なかなかの賑わいでした。
一ノ越までは舗装された道を歩きます。ごつごつが若干歩きにくい。
綿毛がホワホワ。とってもかわいいです。あちこちで見られました。
室堂小屋。
山小屋としては使用された建物としては日本最古。
立山は日本三霊山(立山・富士山・白山)のひとつで、古より山岳信仰の対象となっています。江戸時代までは女人禁制だったそう。今は自由に登れるので嬉しいです。
一ノ越までは行列でした。人が山に吸い込まれていくみたいです。
紅葉が見ごろ。山肌が色とりどりな模様で塗られています。
なんだろう??道沿いにある綿毛に引き寄せられました。
ナナカマド。
紅葉は写真とかでは見た事ありましたが、実際に見るのははじめて。
時折日が差すと、目を見張るような光景が浮かんできます。
写真撮りまくって一向に進まないという(笑)
リンドウ。
もう最後かなあ。岩場にひっそりと咲いていました。
ハイマツの濃緑にナナカマドの赤。
山肌の紅葉がきれいで、うきうきしっぱなしです。
10:03 一の越山荘着
なんでか体が重いなあとずっと思っていたのですが、まだ高所に慣れていなかったようです。
ガシガシ歩いて来たので酸欠気味。直ぐ息が切れました(笑)
ここで糖分補給しながら休憩したら、少し良くなりました。
これから登る雄山。
手前にはトイレも整備されていて至れり尽くせりです。
一ノ越から下っていくルートもあります。
降りていく人がいたので、どこに行くのだろう?と思っていたら浄土山でした。
天気が良かったら25日に浄土山に登って、26日にご来光を見て縦走しようと考えていました。
でもこの日一日しか天気が持たなかったので、次回を楽しみに。
体が少し戻って来たので出発します。
足元は岩場で傾斜はきつめです。この日の山の中で実は一番きつかった気がします。一緒に歩いた方も雄山が一番疲れたと言っていました(笑)
早くも小屋が小さくなっていきます。高度をかせげるので登った感があって楽しいです。
でも息が続かない~。高度2,500ⅿを越えてるので空気が薄いです。
ミクリガ池の方を振り返ると、歩いて来たルートがくっきりと見えました。
初級の山ですが、初級?うん、そうですよね、なめたらいけません!
小さな祠がありました。
あ!青空が見えてきましたよ。
登っていた時に小学生の男の子が「アイガーだね」とにやりと笑って言っていたのですが、私は意味がわからず???となってました。
丁度この日、「世界の果てまで行ってQ」でイモトがアイガーに登るスペシャルをやっていたみたいです。後で見たら、「立山登って剱岳行ったんだー!!途中まで同じ道を歩いていたのね」と謎が解けました。なんというタイミング。
いやあ、良かったです。そこ泣くところ?と言われましたが、もらい泣きしちゃいました(笑)イモト、本当にすごいです!
ちょっと広いスペースへ到着。三ノ越です。あと一息。
11:03 雄山山頂着。
やった~。着きました。一の越からは1時間かからずに登れました。雲で隠れてしまっている山もありましたが、満足!
実は9月に入ってまともに晴れた日がなかったため、この日までで一番良い天気だと言われました。雨多すぎ…。晴れバンザイ(笑)
雪が残っていました。
お札やお守り、バッジなどが売られています。カップラーメンもありました。
御朱印を頂きました。
折れないように丁寧に別紙に挟んでありました。ありがたいです。
ちなみに開山期間は7月1日~9月30日までです。
社務所の前では皆がカメラを構えていました。私は見ることが出来ませんでしたが、早く登った人は槍ヶ岳や富士山も見られたそうです。
一等三角点。標高は2,991ⅿ。
お決まりの三角点タッチ。
右に立っているお兄さんの陰になった部分がわからないけど、どの山か見比べしました。
一番くっきりときれいに見えたのは鹿島槍ヶ岳。
あとはむにゃむにゃ。雲の中。
空を横切る飛行機雲。久しぶりの青空です。
雄山神社への参拝は500円。せっかくなので御祈祷を受けることに。
この鈴付きの札がもらえます。これを付けて歩きたかったのです。
入り口にザックをデポして向かいます。
標高は3,003ⅿの御影石。峰本社のすぐ脇にあります。
10畳ほどのスペースに峰本社が建っています。
まずは御祈祷。帽子を脱いで座ります。柵がないので、中腰ではなく地べたにぺたんと腰を付けます。
隣に小さな子供がいてかわいかったのですが、ここまで来るのってすごいです。お父さんがおんぶして登ってきたのかな?
最後に、神主さんからお神酒がふるまわれました。
お猪口に一口。お酒なので弱い方はご注意を。
色々な体験ができる山頂でした。びっくりです。
写真を撮ったりお昼を食べたりしながら山々を眺めました。雲に隠れて見えない山が多かったのですが、雨が降らなかったのが一番ありがたかったです。
さて、神社の後ろ側から大汝山へ向かいます。
ガスがかかっちゃってますが、奥に見えるのが大汝山です。20分と近いです。
頂上付近は混雑してます。
12:15 大汝山頂着。標高は3,015ⅿと立山最高峰です。
雲の切れ間に後立山と黒部ダムが見えました。縦走の楽しみの一つは、色々な角度から山を見られるところだと思います。
富士ノ折立へ向かいます。
大汝山を振り返ると、岩がそそり立っています。
道はずっとこんな感じで続いていました。
見えてきました。富士ノ折立。
下にザックをデポして登ります。もちろんそのまま登っている人もいましたよ。
12:45 富士ノ折立着。
3,000ⅿ越えの岩山はごつごつしていて登るのが楽しいです。
景色も良いです!ビューポイントなのかな?岩の上で休憩している方もいました。ガスが出てきたのと風が強かったので、しばし上で休憩しました。
さて、降りようかと岩を伝っている途中、足が攣ってその場から動けなくなる事態に(笑)
やばいー!なんだこれ?
左の足が曲がらないし太ももが痛い!
全く収まる気配がなくてうずくまっていると、通りかかった男性が声を掛けてくれました。
ストレッチしながら少し休んで、もし治らないようなら山小屋に声をかけてくれるとのこと。本当にありがとうございます。
なんとか治まってきたので、少し休憩してから進むことに。
この男性とは、縁あって後でまたお会いしました。そして一緒に歩くことに。山って本当に不思議です。
途中から一緒になった女性に「芍薬甘草湯」の漢方薬をもらいました。ありがとうございます。
熱中症や脱水症状で足が攣ることがあるそうです。そういえば水分補給が少なかったかも…。
汗をかいていないようでも水分はきちんと取らないとですよね、反省。
この後は稜線を歩きます。
湧き上がってくる雲とその間に見え隠れする山肌がなんとも格好良いです。
ズーム。雷鳥沢キャンプ場が見えます。
風が強いので飛ばされそうになりながら歩きます。
クラノスケカール。
ほとんどの方がこの分岐で大走りへ向かいます。
自分はもう少し歩きたかったので、真砂岳を目指すことに。
それほどアップダウンもなくなだらかで歩きやすいです。
13:45 真砂岳山頂着。標高は2,861ⅿです。
ここからは別山を目指します。
別山へは一度降りてからまた登ります。
威厳をたたえた山々に惚れ惚れしっぱなしです。
皆口数が少なく、結構きつそうでした。あともう少しなのですが、その少しが大変なのだろうなあ。頂上までは行かないそうで、途中でお別れ。
ガスと風にやられながらもなんとか登ります。
14:35 別山山頂着。
そして剱岳が目の前に!!
すごいー!ここまで登って来たかいがありました。これ以上ないご褒美にはしゃぎまくり(笑)
一緒に登ってきた女性とコーヒーブレイク。お菓子を食べて至福の時間を過ごしました。何もかもが本当においしかったです。ごちそうさまでした。
ここで先ほどの男性ともう一人青年が合流し、4人で歩くことに。
男性と青年は翌日天気が良ければ剱岳に登るそうです。すごいなあ。
あまりに剱岳が良く見えるので、皆立ち止まり撮影に夢中になってました。
15:30 剱御前小屋で二人とはお別れです。無事を祈りながら握手!
夕刻。日の光に辺りがきらきらと輝いていました。
ここからは下りです。急なガレ坂を一気に降りていきます。登って来るご夫婦とすれ違いました。
来てよかった~。この景色、絶対に忘れません。
シラタマノキ
赤く色づくナナカマドに硫黄の匂いが漂い始めます。今日の温泉宿。見えているのに遠いです。
カエデかな?モミジかな?
剱御前小屋から雷鳥沢までの道は紅葉がとてもきれいです。
目の前に色付いた木々が現れ、その先に雷鳥沢や立ち上る硫黄の煙が見えます。夕日が当たると一面が輝き始め、これ以上ないほどの光景が広がります。
この日に登った雄山から真砂岳までが雲の中に。
沢を渡ると、雷鳥沢キャンプ場です。
階段がきつい〜。
16:30 キャンプ場へ到着。
この日はテントが少なかったです。前日はもっと多かったそうなので、次のテント場へ移動したのかな。
ミクリガ池方面へ向かいます。ここからが延々登りの階段です。疲れた体には響きます。登っても登っても着かないという(笑)
雷鳥荘に到着。一緒に歩いてきた方とここでお別れです。
本当にありがとうございました!とても楽しい山歩きでした。
翌日は黒部五郎岳に登るとのこと。ちょっと方向音痴だそうなので、迷わないようにお気をつけて。握手でお別れです。良い旅を~。
自分は「みくりが池温泉」泊なので、まだまだ先です。
地獄谷に夕日が沈んでいくところでした。
皆がカメラを持ってビューポイントに集まってきますが、足が重くてカメラを構える気力がありません(笑)
血ノ池を通り過ぎ。
あともうちょっと。
17:20 この日のお宿「みくりが池温泉」に到着です。
テント場からすごく歩いた気がしましたが、全然そんなことないのですよね。
無事に着いてなにより。
途中で遅くなる連絡を入れておいたので、夕食は19時半からでした。先にお風呂に入ってホッとひと息つきました。
山の上で温泉に入れるなんて極楽です。
残念ながら夜は星が見えませんでしたが、あたたかいひとときを過ごせました。
みくりが池温泉編に続きます。
立山を縦走してきた。 ~黒部ダム編~
秋の立山に登りたい。
前々からひそかに思い続けた夢。紅葉の立山に登ること。
念願かなって、9月25日~26日に登ってきました。
立山黒部アルペンルートはツアーなどでよくみかけるルートですね。
9月末~10月はじめは一番込み合う時期です。もちろん、山小屋もいっぱい。
山小屋に泊まるのははじめてなので、寝られるかどうかがすごく不安でした(不眠症なので)でも個室は取れないし…。
そんな後ろ向きな背中を押してくれたのが、「みくりが池温泉」の相部屋です。カーテンで仕切られているため、自分のスペースを保つことが出来ます。
天気とにらめっこしながら晴れ予報の日に偶然空きを見付け、立山行きが決定となりました。
これがなかったら行けなかったかも。感謝感謝です。
立山は日帰りでも行けますが、扇沢からのルート(長野県側から)だと、
始発が7時半(室堂9時着)で最終便が16時。行動時間は8時間しかありません。
これは絶対にせかされる…と思い、泊りにしました。
(10月8、9日だと6時半始発あり)
山小屋でもへっちゃら眠れるぜぃ!テント泊だから気にならないよ☆いつかそんな風に言えるようになりたいですね。
さて、25日の3時に起きて出発~!
途中、休憩で立ち寄った姨捨サービスエリアで日の出を見ました。
霧の中を走っていたので、視界が開けた時は思わず叫んでしまいました。
7:00 扇沢駅着。
長野側からは扇沢駅が出発点になります。
駅のすぐ下は有料駐車場、少し下ったところに無料駐車場があります。
無料駐車場はすでにいっぱいで停められないかと思いましたが、隙間を見付けて滑り込みました。
帰りは木の葉で車が埋もれていました(笑)
無料駐車場 | 320台 |
---|---|
有料駐車場 | 350台 |
臨時駐車場 | 600台〜800台 ※混雑時のみ対応 |
乗用車 駐車料金 | ・第1、第2駐車場 12時間 1,000円(以降12時間毎に1,000円加算) ・第3、第4駐車場 24時間 1,000円(以降24時間毎に1,000円加算) |
備考 | 混雑時には、扇沢手前8kmの臨時駐車場に駐車していただく場合もございます。 なお、駐車場整備協力金として1台500円をいただきますが、そこから無料シャトルバスで扇沢へ送迎いたします。 |
9月中旬~11月上旬まで紅葉が楽しめるようです。10月4日の時点で黒部平、黒部ダム、弥陀ヶ原などが見頃になって来ているみたいですね。
出典:紅葉だより|立山黒部アルペンルートより
扇沢⇔室堂は、往復で9,050円です。なかなか良いお値段(笑)
事前に調べていた時、乗り継ぎが多くて面倒くさいなあ、と思いましたが、切符はこれ一枚でした。楽チン。なので、なくすと大変です。
7時半の始発に乗り込むと、なかなかに混雑していて乗り物はどれも座れませんでした。
このルート間の駅員さんは皆とってもフレンドリー。
待っている間も楽しませてくれます。ぶれちゃってごめんなさい。
お客さんは一般客3割、登山客が7割くらい。
登山客の服装はまちまち。でも、ハーフパンツにサポートタイツの方が意外と多かったです。気温的には悩ましいところなので、自分はパンツの下にタイツを履いていました。ちょっと暑かったかも。
標高は1,508m。
あちこちに水場がありましたよ。
水は冷たくて甘い!とってもおいしかったです。
室堂にもあるので、登る前にそちらで補給するのもおすすめです。
すごい迫力。
朝の光が立山に当たって稜線がくっきりと浮かんでいました。
黒部ダムでは放水が見られるのは6月26日~10月15日まで。
放水時間は7:00~16:30(9/11~10/15)です。日が当たると虹が見られるみたいですね。
残念ながら翌日は雨だったので、見られませんでした。
展望台を通るルートでダムを横切りました。
反対側からパシャリ。水の勢いがすごいです。風が強いと、下からあおられて水しぶきが飛んできます。これも気持ちよい。
歩いて5分の所でケーブルカーに乗り換えます。
26日には「くろにょん」がいました。
雨だったので、トンネルの中でお出迎えしてくれましたよ。
混んでいたので、ロープウェイの整理券を渡されました。2番ゲートへ進めという事かな?ここからはケーブルカーで、その次がロープウェイです。
黒部湖
下から見ると登山客ばかりですね。
ケーブルカーがやって来ました。かなりの傾斜。
ザックを降ろして乗るようにとのアナウンス。
トンネル内を進むので、外の景色は見られません。ケーブルカーは約5分と短めです。
黒部平に到着。展望台に上がってみると、これから登る立山三山が見えました。
雲が多めでしたがテンション上がります。
裏立山もくっきりと。
逆光で神々しいです(笑)
ここからロープウェイに乗ります。約10分の空中散歩です。
標高は1,828m。ここでもザックを降ろすようにアナウンスがありました。
行きのロープウェイは人がいっぱいで、ほとんど外を見ることが出来ませんでした。そして襲ってくる眠気との闘い。
帰りはこんな景色。
紅葉は始まったところでしたが、十分に見応えがありました。帰りは外人さんもいっぱいいました。
大観峰と黒部平を結ぶ立山ロープウェイ。景観と環境保全の観点から大観峰と黒部平の間に一本も支柱がなく、動く展望台として360度の大パノラマを楽しむことができます。大きく取られた窓から、西には大斜面の大観峰、東には後立山連峰の絶景が広がります。
大観峰に到着。
裏立山です。左から鳴沢岳、赤沢岳、スバリ岳、蜂ノ木岳、七倉岳。
ロープウェイと紅葉は絵になりますね。
大観峰のライブカメラ。今の映像と前日のタイムラプス動画が見られます。
8:55 室堂に到着。
山の情報を確認できます。
今日の予報は曇り。
でも後半は晴れました!山の天気は変わりやすいです。
ただ風がとても強かったです。そのおかげでガスが晴れて絶景も望めました。
登山カードは室堂の駅中で書くことになります。紙を渡されるので、その場で書いて確認をもらいます。
標高は2,450m。室堂平です。
立山の石の前では多くの人が記念撮影していました。
写真を撮ってもらい、ルートを確認してから出発です!
立て看板が至る所にあるので、迷うことはないと思います。
水場もあります。
ここは立山に登る人と剱岳に登る人の出発点にもなるので、登山上級者と初心者が入り混じってました。
立山の主峰である雄山は、小学生の登山者も多かったです。途中で力尽きて座り込んでいる子もたくさんいましたが。
一番近い「ホテル立山」。
ここは高くて泊まるのは無理だなぁ。
一ノ越、雄山の標識が出てきました。
「よし、いくぞー!」とやる気だけは十分。
かと思いきや、なぜか体が重くて力が出ません。それでも皆が進む方向へ向き直り、まだ見ぬ山の頂へ出発です。
立山縦走編へ続きます。
湯の丸山に登ってきた。
ゆったりと登れる山に行きたい。
秋になるとどうしても体調を崩しがちです。自然、がっつりとした山登りよりも、ゆったりまったりと歩ける山に行きたくなります。
お花畑があったらもっと楽しいなあ。
という事で、9月1日に湯の丸山に登ってきました。
湯の丸山は群馬県と長野県の境にある山で、標高は2,101m。登山口から山頂まで約1時間ほどのハイキングコースでもあります。ほとんど岩場もないよ~との話だったので、まったり歩いて来ようと行って来ました。
コースタイム(3時間半)
駐車場:湯の丸駐車場(1500台 無料)
駐車場(9:45)⇒湯の丸山登山口(10:00)⇒鐘分岐(10:32)⇒湯の丸山頂・南峰(11:07)⇒湯の丸山・北峰(11:20) 休憩30分
⇒角間峠(12:26)⇒湯の丸・角間登山口(13:09)⇒駐車場(13:35)
湯の丸高原にはレンゲツツジの時期に来たことがあります。60万株のオレンジ色のレンゲツツジが一面に咲く光景には惚れ惚れです。見頃は6月中旬~7月上旬のようです。
放牧されている牛君たちを眺めながらのスタートです。
湯の丸高原の中を突っ切ります。リフトは夏場のみ運行しているようで(レンゲツツジの時期はやっているみたい?)この日は動いていませんでした。
うおー!開放的でいい感じ。肌寒かったので上着を羽織って行きました。
ススキがなびく姿はもう秋ですね。風がとても気持ち良いです。
この後しばらく悪天候が続き山に登れない日々が続いているので、青空が懐かしいです(笑)
中盤は少し傾斜がありました。あと、牛君の落し物がいっぱいあったのでお気をつけて。
湯の丸高原。長野県に位置するようですね。
湯の丸山までは1.4㎞。のんびり行きます。
後で聞いてみたら、湯の丸キャンプ場の方へ行くルートの方がとてもなだらかで、ほとんど岩場もないとのこと。一本間違えて登っていたみたいですが、お花畑も見られたので良しとしました。
途中に柵が設けてあり、牛君達が入ってこれないようになっていました。
このバー(?)の幅がちょっと狭かったので、ザックが大きめの方は詰まってしまうかもしれません。
見上げる空が青いです。
この辺りは針葉樹がメインなので紅葉はしないかもしれませんが、花がいっぱいあってとってもワクワクします。
オヤマリンドウ。
この時期よく見かけますね。青い色の花好きです。
湯の丸山へと真っ直ぐに道が続いています。
家の近くの川辺にも咲いていますが、ここの花はとても大きい気がします。
紅葉にはあとちょっと。
東屋発見。ここで休憩です。
レンゲツツジの季節には人がいっぱいになるのだろうなあ。
シラタマノキ。
このぷっくりした実がなんともかわいい。
頂上に近づくにつれて人が多くなっていきます。
ここから傾斜が出てきます。
鐘分岐点。
クマに会わぬように鐘を鳴らして進みます。
もしかして、違う意味の鐘だったのかしら?
傾斜がほとんどないと聞いていたのに、段々急になってくるのでおかしいなあ?と首を傾げます。
写真を撮りながらだったので、前後にいたご夫婦に抜きつ抜かれつしながら進みました。
ナナカマドは色付き始めていました。
あと一か月もすれば美しい紅葉が見られそうですね。
なかなかの急坂です。
秋の雲を見上げながら頂上を目指します。
あ、景色が途切れました。頂上が近いかも!?
湯の丸スキー場を見下ろします。
バリカンで刈ったみたい。
最後のゆるやかな登りです。
わんこもいましたよ。この日は気温が高かったので、頂上に着くまでは暑そうに舌を出していました。
雲が木と同じ模様を描いています。かっけええ。
湯の丸山頂着。
山頂は一面の岩場ですが、とても広いです。またいい具合にトンボが。
山頂から南峰がきれいに見えます。
きちんと調べて行かなかったので、あれ?この道はなんだろう?と不思議に思いながらも、人が増えてきたので、移動しました。
南峰はごつごつした大きな岩場になっています。
南峰から頂上を望みます。
良い眺め!でも山が全くわかりません。
紅葉の時期にまた来たいですね。
南峰にはトンボがものすごいたくさん飛んでおり、音にビビるくらいでした。アブやブヨは全くいなかったので有難いです。
さて、ここでお昼休憩に。むしゃむしゃとおにぎりをほおばっていたら、蝶が飛んできておにぎりにダイブ!なぜかおにぎりの上をごろごろと転げまわり鱗粉をいっぱいくっ付けていきました(笑)
え!!!何故に???
飛び去る蝶を見送りながら、呆然と鱗粉おにぎりを眺めます。なんだろう、この切ない感じは…そんな私の周りをトンボが悠然と飛んでいます。
泣く泣くおにぎりを諦め、そそくさと出発することにしました(泣)
お決まりの三角点タッチ。
三角点は南峰にあります。知らずにとことこ歩いて来て「おや?」と棚ぼた感覚。
ワレモコウ。
ボケ具合がいい感じです。
南峰から角間峠へと降りる道は、途中まで花がとてもきれいでした。
この標識以降は笹薮です。
TMUWV…?
なんだろう?調べたけど意味がわからない。。。
トンボがいっぱいの、マウンテンで、うまい、わしのおにぎり、ビクトリー?
余計意味がわからなくなりました(笑)
気力が残っていれば角間山へも登ろうかと思っていましたが、雲が出て来てしまったので今回は素直に降りることに。
コンコン平?どこそれ?
後でツツジ平だと知りました。
誰にも会わないし、曇って来たので若干速足です。
道端の花に和みます。
とても広い場所に出ました。
地図ではここからコンコン平(ツツジ平)への道が(点線で)あったのですが、山の中へ戻っていくようだったので八十九番観音へ降りる道を選択します。
車が通れる広い道をゆるゆると降りていきます。
牛君達が通るのか、落し物もいっぱいありました。
湯の丸・角間登山口着。
そして観音様も。
ここからは車道を約30分歩いていきます。車でも登るのがきつい坂道だったので、なかなか大変でした。
えっちらおっちら登り、駐車場に着いてホッと一息。
時間的にはそんなに遅くなかったのですが、山頂はもう雲の中みたいでした。牛君たちと触れ合い写真を撮りたいと思っていたのですが、気力が残っていなかったので遠めの写真で終了に。
この日は温泉には寄らず、バッジを買ってそのまま岐路につきました。
さて、次はどこの山に登ろうかな?