寝ながら「ふむふむ」

行ってふむふむ。聞いてふむふむ。なワールドを探っちゃう。相棒はNikonD5500。

立山で山小屋デビュー ~みくりが池温泉編~

立山を縦走した時に泊まった山小屋みくりが池温泉を紹介したいと思います。

登山記事はこちら。

donkihote.hatenablog.com

 

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室堂ターミナルから歩いて約15分。雷鳥沢からは約40分の所にみくりが池温泉はあります。

www.mikuri.com

 

立山には他にもいくつか山小屋があるのですが、決め手となったのは「相部屋にカーテンが付いている」という所です。

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女性専用相部屋料金:9,100円 入湯税+150円(一泊2食付き)

 

スペースは一人一畳で、8人まで入れるお部屋です。

上に4人、下に4人ですが、私が泊まった日は満員で上下とも2人組のお客さんがいました。なるほど。個室が空いていない場合には人数に合わせて空間を作ることも出来るのですね。 

しかも女性専用なので、着替えを気にする必要がありません。

私は上の段の一番端(ありがたい!)だったので、ベッドの端に洗濯物などをかけておくことが出来ました。一階に乾燥室があるのでそこに干しておくのもOKです。

一日歩いてくたくただったので、手の届く範囲で済ませました(笑)

一人にひとつハンガーも付いています。ザックはベッド脇に並べて置くので、一階の方が荷物整理などには便利です。

ちなみに、下段にいたのは海外の方でした。

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「二段ベッドなら下を取った方が絶対良いよ!」

との教えを受けていたのですが、長期で泊まるなら納得ですね。

お布団はふかふかでとても温かかったです。枕にはタオルをかけて使用しましたが、シーツも清潔でした。山小屋のイメージが覆されたかも。

 

消灯は9時なのですが、8時半過ぎには静かになっていました。

カーテンで仕切られているといっても相部屋なので、音は良く聞こえます。気になったのがジッパーを上げ下げする音。これ、何気に響きます。ザックは早めに整理して、必要な物だけ枕元に置いておくといいかもですね。

不眠症の私は薬を多めに飲んで早めに布団の中へもぐりこみました。音が響くので、寝返りとかも打ちにくい…。スマホの振動でびくっとなったり(笑)

しばらくは神経がとがって休めませんでした。そのうち、疲れもあって次第にうとうと。

すると、となりから盛大ないびきが、ぐお~(笑)ね、寝られない!

最終兵器、耳栓です。

ごろりと寝返りを打って遠ざかると、いつの間にやら夢の中にいました。朝起きた時、枕元の横に耳栓が揃えて並んでいて???知らぬ間に外したみたいです。

神経過敏な人は予備として持っていくことをお勧めします。

 

個室はこんな感じ。

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個室料金:9,100円~14,040円(一泊2食付き)

お客さんが出発した後に撮らせてもらいました。意外に個室が多かったです。2~3部屋しかないのかな?と思っていましたがもっとたくさんありました。

 

2階の廊下。ザックを廊下に出している方もいましたよ。

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館内ではスリッパに履き替えて過ごします。サンダルを持っていこうかと思っていたので、有難かったです。

突き当りに洗面所があり、ドライヤーも置いてあります。至れり尽くせり。

 

温泉でほっこり。

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出典:みくりが池温泉 - 秘境温泉 神秘の湯より

みくりが池温泉は標高2410m、日本一高い場所にある天然温泉です。
室堂ターミナルから少し足を伸ばし、みくりが池方向へ散策すること約15分。
立山を望む絶景の中に、この「みくりが池温泉」はあります。
源泉は地獄谷にあり、無加水・無加温、男女別の展望内湯が一つずつ。
白く濁る硫黄の香りの100%掛け流しのお湯が、1日の疲れを温かく癒してくれます。 みくりが池温泉公式HPより

 

みくりが池温泉に着いたのは17時半過ぎだったので、夕食は遅い回の19:00~でした。(夕食は2回に分かれており、17:30~と19:00~となっています)

団体さんと個人で分けてくれるので、周りの方と気軽に話が出来ます。

女性陣はなぜか食べるのに夢中で話をする人がいなかったので、隣に座っていたおじさまとお話しました。

その方は工事関係のお仕事で室堂に来ており、休日に山を下りているそうです。みくりが池温泉に良く泊まっているようで、スタッフとも和気あいあいとしていました。

9月中は雨ばかりでキャンセルが多かったらしく、食事も一回で済ませることが多かったとか。山の上のお仕事は大変そうですね。お疲れ様です。

 

レストラン「みくり」

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朝出発前に撮ったのでがらんとしていますが、夕食時にはあたたかなオレンジ色のライトの下で豪華なお食事を頂けます。

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キノコ鍋も付いていました。美味しかったです、ごちそうさまでした~。

食事が美味しいというのは口コミでも見ていたのでとても楽しみでした。山小屋でこれほど美味しいご飯と温かい布団、温泉まで入れるなんてなかなかないような気がします。

初の山小屋泊、みくりが池温泉にして良かったです。

お世話になりました!

travel.rakuten.co.jp

 

 

みくりが池を手前に、立山を望む。

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夜は曇ってしまって星空を見ることが出来なかったのですが、思い出に残る立山旅となりました。泊まった翌日は雨が降ってしまったので、遅めに宿を出てゆっくりと室堂を散策して帰りました。

途中から土砂降りになってしまったので、この日山に登った方々の無事を祈りながら帰路に着きました。

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立山の山小屋紹介

立山室堂山荘 立山室堂山荘

雷鳥 雷鳥荘/RAICHOSO

・ホテル立山 ホテル立山 【公式サイト】星にいちばん近いリゾート。

雷鳥沢ヒュッテ&ロッジ立山連邦 

山とハイキングの宿「雷鳥沢ヒュッテ ロッジ立山連峰」立山・地獄谷・雷鳥沢の山小屋

 

快適な登山の知識「山小屋・ヒュッテの知識」

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室堂にはライブカメラが設置されています。前日のタイムラプスと今の様子を見ることが出来ます。見ているだけでも楽しいです♪

www.alpen-route.com

 

 

帰りは「道の駅・安曇野松川 寄って停まつかわ」で

ナッツのロールケーキと飲むヨーグルトを頂きました。

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suzumushi.jp

 

計画を立てるまではお天気とのにらめっこで時間がかかりましたが、終わってみればあっという間の山旅でした。

山の違う面を見られた気がして、とても充実。

さて、次はどこの山へ登ろうかな?