旅に出よう! 東北一周旅行~鳥海山ドライブ・元滝伏流水・獅子ケ鼻湿原編~
5月30日(東北一周旅行3日目) はれ・25℃
➡秋田市内泊
今日も良い天気です!この日は鳥海山へドライブ。
鳥海山象潟口五合目にある「鉾立山荘」までは車で約2時間。庄内平野が見渡せる絶景かな。
途中大平山荘に立ち寄り、パノラマ撮影をしてみました。ただ風がとても強くて、立っているのがやっとだったので下手です(言い訳)
模型で登山ルートを確かめます。次は登りたいなあ。
鳥海山は東北で2番目に高い山。一番短いルートでも約9時間かかるようです。標高は2,236m。山開きは6月26日みたいですね。雪山を登るのかあ、いいなあ。
鉾立山荘は標高1,150mの位置にあります。駐車場は300台。象潟口(鉾立)ルートのベースになっている場所です。登山にはまだ早い時期なので、駐車場は空いてました。
まだまだ雪がいっぱい残っていました。それでも登山者はいましたよ。
徒歩5分の場所に展望台があるそうです。行かなかったよ…。写真も撮り忘れるし、なかなかにぼけてます。鳥海山大物忌神社(吹浦口ノ宮)にも行けなかったので、これはやはりもう一度おいでと言われている証かな(え?)
28年度の宿泊予約、もう随分うまっていますね。わくわく。
鳥海ブルーラインを通って、次の目的地、元滝伏流水へと向かいます。
ウツギがあちこちに咲いていて、とてもきれいでした。
ウツギの花は白いとばかり思っていたので、ピンク色を見た時何の花かわかりませんでした。旅の途中で一緒になったツアーのガイドさんに教えてもらいましたよ。
水田に映る鳥海山。この時期ならではですね。車で走っている間、ずっとどこに見えるか確認してしまいました。
「元滝伏流水」へは車で約30分。近いです。
日本海沿岸にそびえ立つ鳥海山は、海からの湿った空気が山肌を吹きあげ、
多い年は年間12000ミリ以上の雨や雪を降らせます。「元滝伏流水」は、鳥海山に染み込んだ水が80年の歳月をかけ、幅約30mの岩肌一帯から一日5万トンもの水が湧き出している滝です。
一年中枯れることのない水は、幾筋の線となって流れ落ちて、豊かな苔を育み、苔岩にはじけ飛んで美しいしずくの軌跡を描きます。
この白い水と緑の苔が大変きれいな滝で、心が癒されます。 ~にかほ市観光案内より引用
アクセス:日本海東北道象潟I.C.から12分
駐車場:30台
料金/時間:見学自由
駐車場から歩いて10分ほど。散策路が整備されているので、歩きやすくおすすめです。あまり期待せずに行ったので、透き通った冷たい湧き水にマイナスイオンいっぱいの滝を見てかなり癒されました。
流れる水の脇をてくてく歩きます。
とても冷たい!水がめっちゃきれいです。奥入瀬も行きましたが、個人的にはこの旅で一番きれいな場所だった気がします。
この一角は別次元のようでした~。
ぐるりと一周して駐車場へ戻ります。1時間くらい満喫しました。
途中道を間違えたかとひやっとしましたが、どう行っても戻ってこれるようになっているみたいです。そんなに広くないので大丈夫かと。
方向音痴なので、いまいち現在地がわかっていません(笑)なるほど。
次は車で30分くらいの場所にある「獅子ケ鼻湿原」へ向かいます。
鳥海山麓北側に位置し、ブナの原生林に囲まれている中島台レクリエーションの森は、「あがりこ大王」をはじめ、奇形巨木群が、神秘の空間をつくりあげている。森には「出つぼ」といわれる湧水池をはじめ11ヶ所から湧き出た伏流水が流れ、約26ヘクタールの広さをもつ、「獅子ヶ鼻湿原」を形成しています。この湿原には、世界的に貴重なコケが広範囲かつ大量に群生しており、流水の中でボール状に発達した「鳥海まりも」は獅子ヶ鼻湿原でのみ見られるものです。 ~にかほ市観光案内より引用
アクセス:象潟駅から車で約20分
料金/時間:見学自由
駐車場:50台
あがりこ大王の棲む森 中島台 | あきた森づくり活動サポートセンター
入るところでガイドさんに会ったのですが、ここでクマに何度か会っているそうです。
振り向いたら後ろにいたとか怖すぎます!なので熊鈴かラジオを付けていくようにと言われました。
旅の間にクマのニュースを何度も聞いていたので、かなり怖かった。旅で一番怖かったのはクマ。本当にクマ。しつこい(笑)大間でもこのやり取りがありました。
白神山地のガイドさんも熊に会ったと言っていましたが(ガイドさんは基本的になんにでも会っているみたいですね)木から獣臭がしたら離れろとか、会っても目を逸らすなとか、無理ですから!
えー、なにはともあれ「鳥海まりも」が楽しみです。
行く途中でギンリョウソウを見付けました。集団で咲いてました。
幽霊みたいなこの姿が好きです。
木道が整備されているので、歩きやすいです。
緑がとても豊かです。クマの話さえ聞かなければリラックスできました。
山ツツジがまだ咲いていました。
おばけミズバショウ。時期にはきれいな花が見られるのかしら?
出つぼ(湧き水)だと思わえれます?
コケの群落だと思われます?
正直、どれがどこだかわかりにくかったです(すみません)
おおー!鳥海山マリモ。マリモ?マリ…モ??
丸くないです。後でビジターセンターの管理人さんに聞いたら、丸くはないそうです。秋に色付くようで、たぶんこれだろう?という感じの写真で申し訳ない。
川はとても澄んできれいでした。
一周した後にビジターセンターに寄ってみたら、地元の方がいて一緒にお話しさせていただきました。一時間くらいおしゃべり。楽しかった~!湧き水頂きました。後でコーヒー入れたら味が違いましたよ。ごちそうさまです。
また東北に行った時には寄りたいです。
さて、色々歩いてお腹もへったし汗もかいたので
「道の駅象潟ねむの丘」へ立ち寄り。
4階には展望温泉「眺海の湯」があります。名前の通り、お風呂から一面海が見渡せます。90分350円。とっても良い温泉でした。海側の遊歩道からは丸見えでしたが(笑)だれも見ていないと思います。
温泉からは、ちょうど夕日が沈んでいくところが見えました。なんと贅沢な~。もう言う事なしの旅ですね。
この夕日は遊歩道からぱしゃり。この日の日没は7時00分。
沈んでいく夕日を眺めていたら、夕焼けに染まる鳥海山を撮り忘れました。まあ、いっか。小さなことはどうでもよくなる一日でした。
この日は夕日とともに終了です。
明日は男鹿半島へ行くぞ!